鈴鹿高専電子情報工学科

創造工学

4年生の創造工学という実習科目では、学生がチームを組み、半年間で一つの作品を作成します。制作期間や予算などの制約の元、 企画、設計、実装、プレゼン、デモンストレーションを通して、チームでの開発を行います。

コントローラでキャラクターを操作し、発声によって攻撃を指示して戦う3D アクションゲーム。音声認識を駆使した操作方法であるため全年齢対象で、キャ ラクターに命令したい人やかっこいい詠唱がしたい人にお勧め。

コントローラのスティックで移動する。
技名を発声することで攻撃する。

ユーザの感想(本科1-3年生)

  • 3I学生

    27 Jan, 2021

    Voiceモンスターのアイデアは素晴らしかったと思いました。今回はパソコンのマイクに直接声を出していましたが、もしコロナ禍でなかったら、プレイヤーごとにマイクを用意すればもっと快適にプレイできたのではないかと思います。

  • 2I学生

    27 Jan, 2021

    かなり反応よく音声認識で操作されるのが凄いと感じた。攻撃方法も複数ありとても楽しかった。

開発者(4年生)の声
チーム全員が予備知識なしでのスタートでさらに作成期間も3か月と短く、序盤は完成するのか不安だったが最終的には事前に決めた理想のものを作り上げることができチームで一つのことを成し遂げる感動を味わえた。
この創造工学を通して技術を身に着けることはもちろんだが、チームの雰囲気を作ることが大切だと学んだ。わからないことを素直に聞ける環境や、互いに励ましあえる関係を作ったことが成功の要因だと思う。この経験を卒業研究や、社会に出てからも活かして他人から頼られるエンジニアになりたい。
システム開発のスキルを向上させることが出来たと思います。私はチームのリーダーを努 めました。ゲーム開発ということもあり、この作業が終わらなければ、あの作業が始められ ないなどのタスクスケジュールの問題があったり、締め切りが早くて時間がないなどの問題もあったりしました。そこで、ソフトウェア工学の教科書をもう一度読むなどしてクリテ ィカルパス法で考えながら、プロジェクトを管理するようにしました。その結果、コミュニ ケーションオーバーヘッドやタスク割り振り問題が起きないようにすることが出来ました。このような経験からシステム開発で起こりやすい問題やそれを解決するスキルを学ぶことが出来たと思います。