エレクトロニクスとコンピュータ技術の急速な発展によって、これまでになく科学技術が人々の生活深く関わりを持つ時代が到来し、 さらに著しい変貌を遂げつつあります。今日、我が国において特に急務とされているのは、この飛躍的に進展していく情報化社会の科学技術を支える電子情報工学分野の技術者の育成です。
平成元年に新設された電子情報工学科では、高度産業技術の中心となるエレクトロニクスとコンピュータ技術を主体とする教育を行うことにより、新時代を担い得る優れた技術者の育成を目的としています。
本学科の内容は、電子工学関連として、応用数学・物理、電気磁気・回路、電子工学・回路、電子計測・機器、電子材料・光電子工学、ディジタル回路・集積回路、等の科目を教授する。 情報工学関連では、プログラミング、プログラム設計、ソフトウエア工学、計算機工学、情報理論、画像処理、人工知能、機械学習、制御工学、等を系統的に学びます。 あわせて5年間を通して電子情報工学実験実習、プログラミング演習を一貫教授しています。 更に、第5学年において、卒業研究があります。
今日のインターネット、マルチメデイア等情報分野においても技術革新は劇的であり、このような背景のもと、本学科では、常に新しく、幅広い電子情報工学を教授し、総合的な判断力、実践力、創造力を培う教育を行なっています。