研究設備
研究室には、より高度な研究を行うための様々な装置を設置しています。(一部紹介)
ロックインアンプ
入力された信号から特定の周波数を持った成分の信号を取り出すことが可能な回路を有する装置で、ノイズの多い環境から既知の搬送波を有する信号を抽出できるアンプの一種です。
デジタルマイクロスコープ
結果をリアルタイムに表示が出来るデジタルカメラを搭載した顕微鏡で、デジタルカメラにより拡大画像をモニタに映し出して観察することが可能です。
データロガー
センサにより計測・収集した各種データを保存する装置で、データ化が容易でない事象に対して機械的に判断し、継続的に情報を保存する機械です。
電磁誘導加熱装置
導電性材料を加熱するための非接触の加熱方式で、電磁誘導を利用して非接触で導電性材料を加熱できる装置です。
超音波探傷器 Krautkrämer USM 100
信頼性の高い測定性能、スマートフォンのような操作性と各種機能を備えた汎用性の高いポータブル超音波探傷器で、あらゆる情報をクラウドに保存でき、また世界中と相互にリモート接続することも可能です。
M81型ロックインアンプ搭載ソースメジャーユニット
電圧/電流ソースと電流/電圧測定を組合せた直流/交流測定が可能なソースメジャーユニットSMUで、従来、複数の計測器を組み合わせて複雑なセットアップが必要であった同期計測を、1台で容易に構築・実行できます。
F71 3軸テスラメータ
磁場測定に定評のあるLake Shore社の最新ハイエンド・モデルで、従来の製品に比べ、より細かな磁場変化を測定できる高精度さと様々な高性能な設定、タッチ操作による容易な操作が特徴です。3軸磁場センサにより、磁場方向が不明または変化している場合に、より正確に磁場ベクトルの大きさを測定できます。
AEアナライザ
高度な解析機能を備えたAE(Acoustic Emission)測定器で、摩擦・摩耗、亀裂・破損などにより放出される音波を検出し解析します。様々な分析機能を持つ測定・解析ソフトでリアルタイム波形表示、STFT表示・特徴量抽出などが可能です。
メモリハイコーダ
多種の信号をアイソレーションアンプや絶縁アンプなしに電位差を気にせず使えるデータアクイジション・波形記録計・レコーダで、測定しながら波形演算できるリアル演算機能を有しており、測定波形を即分析することができます。また、高速リアルタイム保存も可能です。
ディジタルロックインアンプ
2周波数同時測定や分数調波測定などの新機能を搭載したロックインアンプで、従来なら2台のロックインアンプが必要だったデュアルビーム法などの測定が1台で可能となります。
マルチファンクションジェネレータ
高確度で安定した出力、豊富な波形と多彩な発振モードを装備したファンクションジェネレータで、独自の「パラメータ可変波形」やシーケンス機能を搭載し、複雑な波形も効率的に作成することが可能です。
高速バイポーラ電源
4象限出力により圧電素子・ソレノイドなどの容量性・誘導性負荷も、安定して駆動できるバイポーラ電源で、医療・バイオなどの先端研究分野でも、広く使われている装置です。
バイポーラ電源
シーケンス機能を内蔵した高電圧・大電流・ハイスピードのバイポーラ電源で、車載電装品/モータ/ソレノイド/大容量コンデンサの試験用電源として、電源/電池試験用の電子負荷として、さまざまな用途で使用できます。
落球衝撃試験機
硬質プラスチック、塗膜等の耐衝撃性を評価するための試験機で、マグネットホルダーに保持させた規定の重錘を所定の高さより試験片の上に落下させ、試験片の破壊状態を観察します。