(善玉: 制御された不純物)
前回までに、半導体は、できるだけ純度の高い状態、即ち不純物の少ない事が望まれる事について述べました。 電気的な性質を不純物を入れ制御する時、あらかじめ入れようとする量より多くの不純物が材料の中に入っていると、コントロールして入れた少ない量の不純物で制御ができません。
しかし、高純度な半導体(真性半導体)そのものでは、コンピュータは動きません。
Point
純粋な半導体そのものは電気を流す事ができないので、電気を流す事ができるようになるためには、入れたい種類の不純物を、望む量だけ入れる事が必要になります。