2016年02月02日
この度本校材料工学科の兼松秀行教授が第30回電気化学会溶融塩賞を受賞しました。
溶融塩賞は化学、冶金、窯業など主に高温を取り扱う分野全般を対象とし、電気化学会誌、大会、溶融塩委員会、溶融塩化学討論会およびこれに準ずる会にて活躍した研究者を対象としており、この30年間、主として我が国のトップクラスの研究大学の権威が受賞してきました。
兼松教授の約30年に及ぶ「各種材料プロセスへの溶融塩技術の応用と展開」に関する研究活動(うち約25年間を本校にて実施)が高く評価されてこの度の受賞となりました。
兼松教授は1月27日(水)に東京都市大学王禅寺キャンパスの原子力研究所で開催された第189回溶融塩委員会において授賞式に出席し、長年にわたる溶融塩技術の材料プロセスへの多岐にわたる応用研究について、1時間程度の講演を行い、1月29日(金)には新田校長に受賞報告等を行いました。