2015年11月12日
11月7日(土)から8日(日)にかけて、福島県会津若松市の会津大学にて第13回全国高等学校パソコンコンクール「パソコン甲子園2015」が開催されました。
パソコン甲子園は全国の高校生及び高等専門学校生等が、情報処理技術における優れたアイディアと表現力、プログラミング能力等を競い合うことにより、生徒自身のスキルアップを図るとともに、情報化社会を支える人材の裾野を広げることを目的として開催されています。
プログラミング部門では、同じ学校の生徒2名のチームで、予選、本選、『もうひとつの本選』において、制限時間内に難易度の異なるさまざまな問題を解くプログラムを作成し、得点形式で競い合います。モバイル部門では、同じ学校の生徒3名以内のチームで、Android搭載のスマートフォンを対象に、テーマに基づき“夢のある”アプリケーションを企画・開発し、その総合的なプロデュース力を競い合います。
今年度はプログラミング部門では625チーム、モバイル部門では39チームの応募があり、本校からは各部門で1チームが予選を通過し、全国大会に出場しました。
モバイル部門では、「環境」というテーマに基づいて提案した本校チームの作品「乾いTIME」がグランプリを受賞しました。「乾いTIME」は気温、湿度、気圧、照度といった気象データを観測するデバイス「乾君」とスマートフォンのアプリから構成され、洗濯物が濡れそうになることを事前に検知し、メールなどで知らせてくれる作品です。
また、個人でテーマに基づき制作され、応募があった1枚のCG(コンピュータグラフィック)の作品を、「独創性」「インパクト」「技術力」「テーマを生かし切れているか」の4項目に重点を置き、表現力や芸術性等を総合的に審査し、入選作品を決定する、「いちまいの絵CG部門」においても本校の2年生の作品が佳作を受賞し、パソコン甲子園の全部門で本校の学生が活躍しました。