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10月30日に高専機構と三菱重工業株式会社との包括連携協定に基づいた特別授業を実施

2015年11月04日

 10月30日(金)に、三菱重工業株式会社技術統括本部の丹羽高興技師長を講師に招いて、本校電気電子工学科3・4年生、電子機械工学専攻・応用物質工学専攻の専攻科生及び教職員を対象に、『「グローバル化」時代への対応~異文化社会との積極交流~』と題した特別授業を行いました。

 この特別授業は、独立行政法人国立高等専門学校機構と三菱重工業株式会社が締結した包括連携協定に基づくもので、企業で活躍する人材を高専へ招聘し、実務経験に基づいた講義をして頂くことにより、企業における実際の現場に必要な知識を習得し、学校での講義や実験に活用するとともに、仕事をすることへの魅力・やりがいを深めることを目的として行われました。

 講演では、日本企業の海外進出状況についての動向や同社のインドでの事業展開の事例を解説して頂き、さらに、丹羽技師長の海外での豊富な実体験に基づいて、これからのグローバル化に対応するための心構えなどを講演して頂きました。聴講した学生は、丹羽技師長の実践的な講演を興味深く聴講し、これまで自分たちが経験したことのない海外での事例に強い関心を示していました。講演の後は、学生から多くの質問があり、丹羽技師長は様々な事例や経験を基にわかりやすく回答して下さいました。

 今回の特別授業は、これから進路を検討し始める多くの学生にとってグローバル感や知識を高めるための大変有意義な時間になりました。

 

三菱重工業特別授業