2015年03月10日
2月28日(土)に、みえサイエンスネットワークによる「成果報告フォーラム」が、本校にて開催されました。みえサイエンスネットワークはJST(日本科学技術振興機構)科学技術ネットワーク事業地域型として、三重県、三重県教育委員会、鈴鹿市、鈴鹿市教育委員会を始め、地域企業、三重大学、鳥羽商船高専など、151の団体からなります。同フォーラムはその3年間の取り組みの報告として開催されました。
新田保次校長による開会挨拶に始まり、三重県戦略企画部 竹内望部長、鈴鹿市 宮崎守副市長、三重県議会 下野幸助議員、鳥羽商船高専 藤田稔彦校長による来賓挨拶の後、鈴鹿サーキット総支配人 荒木正和氏による「鈴鹿サーキットの歴史と今後の事業展開について」と題した基調講演と、151の連携機関を代表して、有限会社ギルドデザインの松葉真一氏より「エネワンカーKV40の取組」、桑名ものづくりPROJECTの青山啓一様・服部岳様より「エネワン自転車KV-BIKEの取組」、株式会社アーテック高畠隆蔵氏より「3Dブロック」、三重大学社会連携研究センターの加藤進教授より「科学教室の取組」、白子幼稚園の田中育子園長より「幼稚園と連携したキャリア教育」、三重県教育委員会社会教育班の石谷正秀様より「三重県社会教育委員会の取組」の6つの事例報告がなされました。運営機関を代表して大津孝佳教授により、3年間の取組の報告と共に、今後は、「地域の特色を活かした分散型のネットワーク」として活動の継続と展開を行って行くことが報告されました。JST小長谷幸調査役より「連携機関も多く、魅力的なイベントが構築されている。また、持続性の検討もなされている。今後も活動が充実されることを楽しみながら見続けたい。」と語られました。最後に井瀬潔副校長より「今後はこの構築されたネットワークを基に、子供達の科学技術への心をインスパイヤーして行きたいと思います。」と語り閉会しました。