2015年02月13日
2月4日(水)に、全国パテントコンテスト入賞、実験動物代替法学会チャレンジコンテスト最優秀賞受賞を新田保次鈴鹿高専校長に報告しました。
全国パテントコンテスト表彰式は1月26日(月)に開催され、平成26年度特許出願支援対象者として、同校電気電子工学科5年の福田涼さん(発明の名称:携帯用調味料容器)が表彰されました。
また、これまでの知的財産教育活動の取組が評価され、同校が「文部科学省科学技術・学術政策局長賞」を受賞し、大津孝佳教授が受け取りました。
日本実験動物代替法学会チャレンジコンテストは12月7日(日)に横浜国立大学で開催され、「ダンゴムシロボットを用いた3Rの実践」として、材料工学科2年西村菜摘さん、生物応用化学科2年落合晴香さん、同学科1年浮田菜央さん、山口成美さん、田堀朱音さん、材料工学科1年松浦あや子さん、大屋玲さん、那須結実さんが最優秀賞を受賞しました。これは、課題研究「知的財産教育」で取り組んだ幼稚園と取り組むダンゴムシの観察から、交替制転向反応の理解のためにダンゴムシロボットを用いることを提案すると共に、命の大切さを教えることができる3Rの実践に取り組みました。このロボットを用いたアイデアが高く評価され、今後の取組が期待されています。
全国パテントコンテストに電気電子工学科初の入賞を果たした福田さんは「1つのアイデアを年々ブラッシュアップさせてきて、最後にその努力が認められたのが非常にうれしく思います。次はアイデアを応用しプロビジネス(経済的思考)を目指します。」と語りました。
尚、校内パテントコンテストの表彰式は1月19日に開催され、最優秀賞 機械工学科3年岩塚隆之佑さん、優秀賞、電気電子工学科5年福田涼さん、中川大也さん、更に、奨励賞47件、努力賞個人11人、クラス8クラスが表彰されました。今後の活躍が楽しみです。