2014年09月10日
8月27日(水)に、三重県総合文化センターで平成26年度三重県社会教育実践交流広場「地域と関わる学生」が開催されました。これは、三重県教育委員会が主催し、学生達が日頃地域と取り組んでいる社会教育実践活動の事例について、県及び市町社会教育委員、市町教育委員会社会教育主事、市町教育委員会生涯学習・社会教育担当者、社会教育関係者等との情報交換することを目的としています。三重県内の高等教育機関から14団体が参加しました。
本校からは、学生会の「すずかテラス」(4名)、みえサイエンスネットワークの「サイエンスリーダー」(5名)、課題研究「知的財産教育」の「チームダンゴムシ」(10名)の3団体が発表を行いました。「すずかテラス」は材料工学科3年の森陽一朗さんが学生×白子商店街=すずかテラスとし、白子駅前商店街活性化に向けて取り組んでいる幼小中学生を対象とした科学イベントについて報告しました。「サイエンスリーダー」は電気電子工学科4年の坂倉広樹さんが地域の未来を担う科学者・技術者の育成に取り組むみえサイエンスネットワークの科学技術イベントやその中で地域企業のもつ科学や技術を子供達の言葉で伝える役割について報告しました。「チームダンゴムシ」は材料工学科2年の西村菜摘さんが地域の幼稚園生と取組む創造教育の実践として、幼稚園生と取組む3Dブロックを用いたダンゴムシの行動観察等の取り組みについて報告しました。
学生達は活動概要のプレゼンテーションに引き続き、ポスター発表形式で、地域の方々と熱心に質疑応答を通しての交流を行いました。また、知識の広場では、3Dプリンターや3Dブロックのイベント紹介や超小型電動モビリティーの試乗が行われ、多くの子供達や地域の方々に「地域特性を活かし、環境とエネルギーに取り組む」本校の魅力を伝えることができました。