8月23日にエネワンGPでの3つの快挙を三重県鈴木知事に報告

2014年08月27日

　8月23日（土）に、みえサイエンスジュニアチームが鈴木英敬三重県知事を訪れ、8月3日（日）開催の「Ene1GP SUZUKA　全国大会」での成果を報告しました。Ene1GPはものづくりとエネルギーマネージメントの大切さを学ぶことを目的に充電式単三電池40本で鈴鹿サーキットの国際レーシングコースに挑戦するレース。本校が運営する「みえサイエンスネットワーク」からサイエンスジュニアチームとして、KV40(自動車部門)に4台、KV-BIKE(自転車部門)に5台が出場しました。その結果、Whiteが、充電式単三電池40本で走る自動車KV40の中学生部門で初の完走し、優勝しました。総合でも83台中完走できたのは29台の厳しいレースの中、18位の好成績でありました。また、3Dブロックで作ったRedが、デザイン賞を受賞しました。これは幼稚園から始める創造型キャリア教育の一環として、白子幼稚園、白子小学校、白子中学校、鈴鹿高専が連携し、チーム白子を結成し、3Dブロックで車体をデザインし、大会に臨んだ、乗って走れる3Dブロックカーです。

　更に、昨年度知事にスタートとチェッカーを振って頂いた自転車部門が、本年度は正式競技となり、大人・高校生15台の中、中学生が総合3位（中学生部門優勝）に輝きました。

　訪問したのは、片山達貴さん（白子中学3年）、検梗谷優太さん（久居中学2年）、倉田亜美さん（久居中学2年）、川井健太朗さん（光陵中学2年）、直江百合香さん（白子中学2年）、江口祐大さん（鈴鹿高専4年)、大津孝佳教授（鈴鹿高専）、益川賢市コーディネーター（鈴鹿高専）、藤高洋一先生（久居中学校技術部顧問）、冨井英子先生（白子中学校理科部顧問）、田中育子先生（白子幼稚園 園長）の11名。大津教授からの成果報告の後、鈴木知事からどのようなことが好成績に繋がったのかとの質問に、KV40の検梗谷さんが「メカニックのみんながタイヤのチェックなど車体の整備をしっかりとやってくれたので、安心して走ることができました。」、KV-BIKEの倉田さんが「チェッカーを受けるために細かい時間配分を行いました。」と語りました。江口さんは「幼稚園児・小学生・中学生の技量に合わせたデザインと作業を決めチーム白子全員で作った車がデザイン賞を取れて嬉しい。」と語りました。最後に知事より「このような取組は非常に素晴らしい。是非、今後も継続できるように頑張って欲しい。応援します。」と語られました。

　知事訪問の後、下野幸助県議会議員の案内で、県議会議事堂の見学や説明、各地域から選ばれた議員の仕事などを聞き、中学生達の地域や政治への関心の高まりを感じました。