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5月11日に中学生エネワンGPに挑戦!2014の開会式開催

2014年05月21日

 5月11日(日)に、本校を運営機関とするJST(科学技術振興機構)事業「みえサイエンスネットワーク」の主要イベントである「中学生エネワンGPに挑戦!2014」の開会式が開催されました。これは、JSTの科学コミュニケーション地域型の事業の一環として、三重県・三重県教育委員会を初め、鈴鹿市、伊勢市、志摩市、鳥羽市、松阪市、亀山市、四日市市、桑名市等の地域自治体、地域企業と連携した科学技術イベントであり、地域産業にある科学を子供達の言葉で伝え、今、学校で学んでいることと結び付けることで、未来へのロードマップを描き、地域の未来を担う人材育成を目的とします。

 中学生チームが充電式乾電池40本で鈴鹿サーキット国際レーシングコース(4.807km)3周を目指す本イベントに、本年度は名古屋市からの参加者もあり、主に三重県内の15の中学校より、38名の中学生が集まりました。開会式には、中学生、ご父兄、中学校教員、自治体・企業から約100名の参加者がありました。三重県県議会議員の下野幸助氏より「三重県として、このイベントを通じて自動車産業を支える人材が育つことを願っています。」との言葉を頂きました。また、昨年度、超ジュラルミン製のエネワンカーを提供して頂いた有限会社ギルドデザイン社の松葉真一氏より「鈴鹿サーキットを走る目的に向けて、子供達の成長する姿がはっきりとわかりました。本年度も協力させて頂きます。完走を目指して、頑張ってください。」と励ましの言葉を頂きました。また、鈴鹿サーキットモータースポーツ部の斎藤英輝氏より「昨年度より中学生の参加者も増え、モータースポーツの底辺拡大となってきました。本年度も多くの中学生に参加して頂ければと思います。」の言葉で、開会式を終了しました。

 その後、デザイン賞に輝いたエネワンカーでの試走会と本校技術職員の真伏利史氏による技術教室が開催され、中学生達はご父兄と一緒に熱心に、電池、タイヤ、ギアの仕組みなどの講義と実験に取り組んでいました。参加した中学生は、「エネワンの技術について良く分かりました。みんなで協力して、完走できるように頑張ります。」と目を輝かせていました。今後、中学生達はエネワンカーの製作、調整、改良を行い、6月2日(月)の鈴鹿サーキットでの試走会を経て、走行練習やピット練習等を重ね、4台のエネワンカーで8月3日(日)の全国大会に臨みます。

 

中学生エネワンGPに挑戦1

中学生エネワンGPに挑戦2

中学生エネワンGPに挑戦3

中学生エネワンGPに挑戦4

中学生エネワンGPに挑戦5

中学生エネワンGPに挑戦6