2014年04月04日
去る3月8日(土)から9日(日)に、自然科学研究機構岡崎コンファレンスセンターで開催された日本動物学会中部支部大会の高校生ポスター発表部門において、本校生物応用化学科3年生の菱川 湧輝さん、倉田 悠里さん、小早川 紗良さんが発表した「三重県沿岸海域のCOD 解析とプランクトンの同定」が優秀賞に選出されました。
本発表は、「鈴鹿高専の専門力を結集して三重県の海を守ろう」という平成25年度開講の「創造工学演習」(指導教員:山口 雅裕、甲斐 穂高、平井 信充)を受講した本校生物応用化学科の3年生24名が、放課後や長期休暇を利用して1年かけて行った研究の成果です。
三重県の海を守るためには、まずは知ることから、ということで、海水中の有機物量とそこに生息するプランクトンを調査しました。発表では、「CODをきちんと滴定で求めているのがすごい」「水温のデータやCODの日変動のデータがあるとさらに面白い」などの意見・助言を学会参加者から頂くことが出来ました。学生達は「1年間の研究成果が認められ大変光栄に思います。実験結果より疑問が生じ、その疑問に対して仮説を立て検証するという研究の流れを体験出来ました。この経験を今後の創造工学や卒業研究に活かしていきたいです。」と感想を述べていました。