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1月29日に専攻科生による「地域の問題発見・解決」発表会を開催

2014年01月31日

 1月29日(水)に、本校専攻科2年生による地域の問題発見・解決「鳥獣被害対策を考える」と題した発表会を開催しました。この取り組みは、本校の知的財産教育活動の一環として、センサー工学(担当:大津孝佳教授)の授業の中で行われ、昨年度に引き続き2回目の開催となります。

 この課題の主旨は「鈴鹿市では、猿、猪、鹿など鳥獣被害で困っている。農作物の収益の減収だけでなく、お孫さんとの大切なコミュニケーションを奪ってしまうという切実なる問題である。7年間の鈴鹿高専での経験、センサー工学の知識、そして何より、地域への思いを込めて、対策案を提案する。」というもの。その中で電気機械工学専攻と物質応用工学専攻の23名が各自の創造的アイデアを持ち寄り、5つのグループに分かれて検討したアイデアを発表しました。

 発表会には地域連携での有識者として、鈴鹿産学官交流会副会長の久畑久一郎氏、科学技術振興機構(JST)の科学技術ネットワーク事業として本校が運営する「みえサイエンスネットワーク」のコーディネータの益川賢市氏にも参加頂き、熱心に御討論頂きました。

 久畑氏から「昨年度に引き続き、鈴鹿高専の学生と地域との取組は非常に良いです。ユニークなアイデアなど産学官での取り組んで行けると良いと思います。」と語られ、益川氏からも「すぐに作って試してみたいアイデアが幾つかあり、非常に有意義な発表会でした。」との御講評を頂きました。学生達からは「いろいろなアイデアを知れて良かった。センサーを使ったアイデアを学ぶことで理解が深まった。」と意見が寄せられました。

 

「地域の問題発見・解決」発表会1

「地域の問題発見・解決」発表会2

「地域の問題発見・解決」発表会3