2014年01月30日
1月27日(月)に、平成25 年度パテントコンテスト表彰式がセルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区)で開催され、本校機械工学科5年松田雄貴さんが、高専部門の特許出願対象発明として入賞するとともに、本年度の工業所有権情報・研修館理事長賞のダブル受賞を果たしました。
パテントコンテストは、高校生、高等専門学校生及び大学生等の学生の知的財産マインドを育てるとともに、知的財産権制度の理解を促進することを目的に、工業所有権情報・研修館(INPIT)が、文部科学省、特許庁、日本弁理士会と共催し、パテントコンテスト実行委員会(毛利衛委員長)として開催しています。
本年度は、パテントコンテストに377 件の応募があり、学識経験者等で構成される選考委員会による選考の結果、27 件が特許出願支援対象に選出されました。
松田さんは、2年間、本校知的財産分科会(委員長:大津孝佳教授)による課題研究「知的財産教育」に取り組み、熱心にアイデアの創生・保護・活用に取り組んできました。昨年度の課題研究で生み出したアイデアを更にブラッシュアップして、本年度のパテントコンテストに臨みました。その結果、特許出願対象発明に選ばれるとともに、知的財産制度を良く理解し、電子図書館を利用した調査を詳細に行ったとして工業所有権情報・研修館理事長賞を受賞しました。
尚、本校での特許出願支援対象は4回目の受賞であり、この4年間では3回目の受賞となりました。また、工業所有権情報・研修館理事長賞は初めての受賞となりました。