2014年01月23日
1月16日(木)に、本校にて「校内パテントコンテスト」の表彰式が開催されました。
このコンテストは、創造性豊かなイノベーション人材育成を目的とし本校の知的財産分科会(委員長:大津孝佳教授)が2007年より継続実施しているコンテストです。優秀な作品は文部科学省、特許庁、日本弁理士会、(独)工業所有権情報・研修館が主催する全国パテントコンテストを目指します。
本校での応募件数は2010年232件、2011年493件、2012年667件と年々高くなり、本年度は1283件となりました。知的財産分科会教職員による審査の結果、最優秀賞に選ばれたのは機械工学科5年松田圭右さんと森栄賢弥さん、優秀賞には、機械工学科5年松田雄貴さんと機械工学科3年太田恭平さんが受賞し、新田保次校長より、表彰状と記念品の授与がなされました。
更に、奨励賞66件、努力賞(個人) 20人、努力賞(クラス) 14クラスが受賞しました。特に、機械工学科の3D CADを使った図面の作成や、電子情報工学科と機械工学科の1年生が11件入賞するなどの低学年生でのモチベーションの向上に、IPDL(特許電子図書館)検索の実施、材料工学科の創造工学での取り組みの実施、電気電子工学科の全クラス努力賞受賞など、全校上げての知的財産教育の取組の効果が見られました。
また、校内パテントコンテストの受賞作品を全国パテントコンテストに応募し、優秀賞の松田雄貴さんが見事に「支援対象者」に選ばれました。本校では4年間に3回の全国入賞となります。
新田校長より「なぜだろうと思う気持ちが非常に大切です。身のまわりにあることに目を向け、これからもパテントコンテストに取り組んでください。」と激励され、受賞者たちの目は、来年度に向け新しいアイデアの創造に輝いていました。