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12月21日に実験動物代替法学会で優秀賞を受賞

2013年12月26日

 12月21日(土)に、京都テルサ(京都府)で開催された実験動物代替法学会26回大会のチャレンジコンテストにおいて、本校知的財産教育「課題研究」グループの岩崎由佳さんと笠井見友希さん(生物応用化学科3年)が優秀賞を受賞しました。このコンテストは全国の小中高生から動物実験の代替法に関する自由な発想によるツール、試験方法、解析法、アイデア等を募集し、動物実験代替法に対する考え方で動物実験の未来を変えようというものです。

 岩崎さんと笠井さんは「透明骨格標本の作製を通じて代替法を考える」と題して、課題研究(知的財産教育)の中で2年度に渡って取り組んだ廃魚を使った透明骨格標本作りの実験データや、命の大切さと標本としての活用につての提案を持って挑みましだ。その結果、見事に優秀賞に選ばれ、口頭発表と表彰式が行われました。

 同学会の秋田正治副会長より「実際に手を使って、課題を解決して行く姿が素晴らしい。」との講評を頂きました。学生達は「課題研究(知的財産教育)知的財産分科会(大津孝佳委員長)の中で取り組んできた成果が認められてうれしい。最初は綺麗な骨格標本が出来れば良いと思っていたが、命の大切さや構造の不思議など様々な観点からも考えるようになった。これからも、続けて行きたい。」と語りました。

 

実験動物代替法学会1

実験動物代替法学会2

実験動物代替法学会3

実験動物代替法学会4

実験動物代替法学会5