2013年11月22日
本校ロボコンプロジェクトは、11月16日(土)に鈴鹿市白子中学体育館で開催された第10回中学校技術科・家庭科創造アイデアコンテスト三重県大会のロボット交流会に参加しました。この中学生によるロボットコンテストは、中学校技術・家庭科技術分野において創造性を伸ばし、知識・技能を高めることを目的として開催されています。
交流会は大会の審査の間に行われ、東海北陸地区大会に参加した本校Bチーム「Rock hopper」の歩行機構と、JST(科学技術振興機構)の科学技術ネットワーク事業の一環として設立された「みえサイエンスネットワーク」が取り組んだ「中学生エネワンカー」の展示を行いました。
交流会ではまず、本校電子情報工学科1年平田杏子さんが未来型の乗り物で登場し会場を沸かせ、ロボコンプロジェクトについて説明した後、機械工学科2年澤田拓実さんが本校のロボコン用ロボット「Rock hopper」を操作し、歩行機構のデモンストレーションを行いました。その後、機械工学科4年前田吉敬さん、電子情報工学科2年中村健太さん、電気電子工学科1年大橋璃玖さん、電子情報工学科1年岡﨑慶也さんが自己紹介形式で、本校の魅力などを語りました。中村さんと岡崎さんは白子中学校の卒業生であり、また、岡崎さんは昨年度中学ロボコンに出場し、アイデア賞を受賞した実績を持っています。
この交流会には、みえサイエンスネットワークが開催した中学生がエネワンカーを自作してEne-1 GPに参加する企画「エネワングランプリに挑戦!」に参加した中学生もいることから、中学生が製作したエネワンカーの展示も大いに盛り上がりました。
本校大津孝佳教授から「第1回高専ロボコンは乾電池カーレースで、乾電池2本で学生を運びました。そして25年、充電式電池40本で鈴鹿サーキットを3周も走れるようになりました。これもロボコンのDNAです。科学技術に興味を持ってください。」との言葉を頂きました。また中学生達は「鈴鹿高専に入れたらロボコンで頑張りたいと思います。」「東海北陸地区大会でのメルシーのジャンプは凄かったです。是非、全国大会頑張ってください。応援します。」と語りました。
なお、高専ロボコン全国大会は11月24日(日)東京両国国技館で開催されます。一方、昨年度東海北陸地区大会で優勝した「エンペラー」は11 月 25 日(月)から 12 月 1 日(日)まで第 43 回東京モーターショーのサテライト会場である MEGA WEB で開催される「ロボコン展示・体験会」にて展示されます。また、「中学生エネワンカー」は、12月 12 日(木)から 12 月 15 日(日)まで第18回名古屋モーターショーで展示されます。