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10月5日の伊勢神宮式年遷宮の日に、科学教室を開催

2013年10月31日

 10月5日(土)に、「伊勢神宮式年遷宮の日だからこそ、エネルギーを考えるのは今でしょ!」と題した科学教室が開催されました。これは、JST(科学技術振興機構)の科学技術ネットワーク事業の一環として設立され、地域の未来を担う小中学生に科学技術への関心を持ってもらうことを目的とする「みえサイエンスネットワーク」により開催されたものです。

 2013年は、陽のエネルギーを持つ伊勢神宮20年、陰のエネルギーをもつ出雲大社60年の日本の2大神社での「遷宮」が行われます。伊勢神宮式典遷宮は10月2日に内宮、5日に外宮であり、エネルギーについて考える良い機会となりました。10月5日、この日の午前中には、連携企業であるSBV(鈴鹿ブレインヴィレッジ)の石薬師耕作放棄地でのお芋の収穫と、そのお芋を乾燥し、燃やすことによる蒸気発電のデモが行われました。

 その後、本校にて、未来の乗り物や夢の車、ロボットとラジオ体操、そして、芋の炭やエタノール燃料電池のデモが行われました。更に、「伝統文化の折り紙で、風力発電に挑戦!」が開催され、連携団体である鈴鹿イオンチェアーズクラブの子供達をはじめ、約70名の小中学生が参加しました。

 科学教室の講師は、電気電子工学科の大津孝佳教授と、サイエンスリーダーの電気電子工学科5年富田省吾さん、生物応用化学科3年岩崎由佳さん、材料工学科1年辻村杏奈さん、生物応用化学科1年落合晴香さん、電子情報工学科1年平田杏子さんと、昨年度サイエンスリーダーであった電気電子工学科卒業生中山康平さんの7名。イベントに先立ち、落合さんは「昨年度の中学3年生のとき、このみえサイエンスネットワークのイベントに参加し、科学をもっと深く勉強したくなりました」と語り、また、参加した子供たちは、「この科学教室で、電気で動く車や、折り紙の発電などを体験でき、何度も参加したいと思います」と目を輝かせていました。未来のエネルギーに挑む子供達が育っていると確信が持てたイベントとなりました。

 

科学教室1

科学教室2

科学教室3