2013年10月04日
9月28日(土)に、岡山大学で日本動物学会高校生ポスター発表会が開催され、本校の知的財産教育「課題研究」グループが2件の発表を行いました。電気電子工学科3年の後藤菜水さんが「発泡ガラスを用いた植物栽培での水分量制御法の検討」、生物応用化学科3年の岩崎由佳さんと笠井見友希さんが「透明骨格標本の製作法の検討」を発表しました。
この課題研究は本校の知的財産分科会(大津孝佳委員長)が知的財産教育の一環として取り組んでいるものであり、学生達は主に水曜日の放課後を使って、地域の抱える課題を自らのアイデアを持って取組んできました。そして2年間の研究の成果をポスターに纏め、発表会に臨みました。
発泡ガラスの新しい植物栽培への応用と省電力栽培の可能性や、透明骨格標本の作製へのpHの影響などに多くの専門家の方々が訪れ、本校の学生達は彼らから熱心に質疑応答を行い、アドバイスを頂きました。終了後に表彰式が行われ、阿形清和会長より、2件の発表ともに「優秀賞」が授与されました。学生達は「貴重な体験をさせてもらって本当に勉強になりました。また、すごく楽しかったです。これからはもっともっと頑張ろうと思います。」と語りました。