2013年09月26日
9月14日(土)から17日(火)にかけて、鈴鹿市のショッピングセンター「鈴鹿ハンター」にて「鈴鹿市小・中学校児童生徒科学作品展」が開催され、JST(科学技術振興機構)の科学技術ネットワーク事業の一環として設立された「みえサイエンスネットワーク」は「中学生エネワンGPに挑戦!」の展示を行いました。
展示するのは、4月から8月の間、みえサイエンスネットワークと本校電気電子工学科の支援の下、鈴鹿市、津市、四日市市の中学生を主に、県内10の中学校、総勢37名の生徒が作ったエネワンカー(電気自動車)です。8月には同車にて鈴鹿サーキットで開催された「Ene-1 GP SUZUKA KV-40チャレンジ全国大会」に出場しました。
作品展の開催期間中約3500人が来場し、来場者は子供達の科学作品を熱心に見て回っていました。中学生達が、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)で作られたエネワンカーを目の前にして、「テレビや新聞で見ました」や、「ラジオで聞きました」など、多くの方々の関心を寄せていました。また市民の方からは「自動車産業、モータースポーツの街だからこそ、この試みは非常に良い。行政と連携して、是非、続けてほしい」との声が寄せられました。
また、「中学生エネワンGPに挑戦!」に参加した中学生達も、両親や兄弟と訪れ、実際に作って鈴鹿サーキットを走った車を家族に見せて、説明している姿も見られました。家族の方からも、同団体のイベントの後の家庭での会話の様子などを聞かせて頂き、地域教育や家庭教育の観点からの効果を垣間見る事が出来ました。