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アメリカ表面技術協会科学功績賞を受賞

2013年09月05日

 昨年の平成24年に、材料工学科の兼松秀行教授はアメリカ表面技術協会(NASF: National Association for Surface Finishing)から科学功績賞を受賞しました。

 昨年の講演大会(Sur/Fin2012)で同賞は発表されましたが、兼松教授が公務の関係で出席出来なかったため、昨年8月に同協会のTony Revier会長(当時)が本校を訪れ、記念の盾を兼松教授に授与しました。

 科学功績賞はめっきを中心とした様々な表面処理研究で特に優れた業績を上げた研究者に贈られる賞で、同協会で選考の上贈られますが、該当者がいない年には見送られ、1959年以来世界の第一人者に贈られてきました。

  わが国では1990年にめっき研究の権威であった大阪府立大学の林忠雄教授(故人)が受賞されて以来の栄誉となりました。慣例に従い、兼松教授は今年6月 にシカゴで開催された講演大会において「積層単相加熱による合金めっきとその将来の適用可能性」と題して、第一回受賞者の名前を冠した「William Blum記念講演」を行い、参加者に感銘を与えました。

 

NASF科学功績賞受賞2

 

NASF科学功績賞受賞3

 

NASF科学功績賞受賞1