2013年08月21日
8月4日(日)に、鈴鹿サーキットにて「電池で動くアーテック・ブロックロボ体験教室」が開催されました。
このイベントは、JST(科学技術振興機構)の科学技術ネットワーク事業の一環として設立された「みえサイエンスネットワーク」が、知育・教育商品を手掛ける株式会社アーテック、パナソック株式会社、鈴鹿サーキット3社の協力のもと、鈴鹿サーキットで電気自動車のレース「Ene-1 GP SUZUKA KV-40チャレンジ全国大会」が開催される当日に合わせ、『Ene-1GP を走るKV-40 チャレンジの車を動かす力は乾電池。そんな電池を使って、世界初!(52カ国の特許取得)すべての面でブロックを組み合わせられるアーテック・ブロックで作ったロボットを動かしてみよう!』と小学生を対象として実施したものです。
アーテック・ブロックとは、アーテックの開発した、特殊な構造により従来以上に自由に組み合わせられる知育玩具です。このイベントではこれに電池による駆動を加え、子どもたちに動くロボットを作ってもらいました。
この日は、午前2回と午後1回開催され、当日の参加を含めて75名の参加者で賑わいました。
子どもたちは、本校で知財教育活動や高専ロボコンなどに取り組んでいる堂山英之さん、岩崎由佳さん、西村菜摘さん、石原孝洋さん、平田杏子さん等学生の指導の下、2足歩行ロボット、4足歩行ロボット、6足歩行ロボットの中から好きなロボットを作って、実際に動く姿を楽しんでいました。
昨年度にサイエンスリーダー(指導・バックアップ担当者)をしていた本校卒業生の山中康平さん(現・パナソニック)や井分一敬さん(現・旭電器工業)も応援に駆け付けました。
参加した子供たちは「動く姿がかわいい、とても楽しかった。」「分解するとき外すのが難しかったが、教えてもらってできるようになった。」と喜びを露わにしていた。更にブロックを足して大型のロボットを作る子供達や、小さなブロックでリストストラップを作るなど、多彩な発想でロボット体験を楽しみました。その後、鈴鹿サーキットの案内でバックヤードツアーが開催され、サーキットの施設の裏側を見学しました。
また参加されたご父兄の方からは「このようなエネワンとの連携イベントは非常に良い。小学生の子供がロボットの勉強ができるとともに、中学生たちがレースに挑む姿も見られて大変楽しく、有意義な一日となった。」との感想を頂きました。