2013年07月10日
7月6日から7日にかけて、電気電子工学科主催による第2回ものづくり環境教育講座「光で発電、一から作る太陽電池」を開催しました。
この講座は広く一般市民の方を対象とした公開講座で、受講生の皆さんには、太陽電池の中で最も普及している結晶系シリコン太陽電池がどのような工程で作製されていくのかを実習を通して体験して頂きました。
真空蒸着装置を使ってアルミニウム電極を形成する工程で、受講生の皆さんはこれまで目にしたことのない装置や形成過程に興味持ち、楽しそうに太陽電池を作製していきました。
講座の最後には、受講生の皆さんは作製した太陽電池に太陽光を照射し、太陽電池に接続されたモーターの羽根が回転する様子を観察しました。また受講した記念として、自身で作製した太陽電池をお持ち帰り頂きました。
この講座で作製した太陽電池一つから得られるエネルギーは大変小さいものですが、受講生の皆さんには、今後のエネルギーのあり方について考えて頂けるきっかけとなったのではないかと期待しています。