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6月4日に中学生エネワン、鈴鹿サーキット国際レーシングコースで試走会

2013年06月19日

 6月4日(火)に、JST(科学技術振興機構)の科学技術ネットワーク事業の一環として設立された「みえサイエンスネットワーク」と本校電気電子工学科の取組である「中学生エネワングランプリに挑戦!」に参加している中学生達が、鈴鹿サーキットで開催された試走会に参加しました。

 

 このイベントは8月4日(日)に鈴鹿サーキットで開催される電気自動車(エコカー)によるレース『Ene-1 GP SUZUKA KV-40チャレンジ』に三重県内の中学生達が電気自動車を製作し参加するもので、今回は大会に向け、実際に国際レーシングコースフルコースの5.807kmを走行し、ドライバーの練習と自動車の調整を行うことを目的に試走会が行われました。

 

 中学生達が自らの手で作り上げた夢の電気自動車のピット前にはテレビ局、新聞社等多くの報道陣が詰めかけ、このイベントへの関心の高さが伺えました。1号車(カーボン車両)のドライバーは鈴鹿市白子中学の中西虹太さん、2号車(鉄車両)は津市一身田中学の高橋祐策さんで挑みました。

 ダンロップコーナーの7.8%勾配の前で止まってしまう等困難に直面もしたが、それを乗り越え、2台とも無事に初のサーキットを走ることが出来ました。中西さんは「コースのことが良く分かった。凄く楽しかった。運転の仕方、モーターの制御の仕方などをもっと学んで、大会に望みたい」と語りました。今後は、ボディーのデザインと、自動車教習所での練習を行い、大会を目指します。

 

中学生エネワン、鈴鹿サーキットで試走会1

 

中学生エネワン、鈴鹿サーキットで試走会2

 

中学生エネワン、鈴鹿サーキットで試走会3