6月1日に中学生全員で自作した夢のエネワンカーが完成、試乗会を開催

2013年06月19日

　6月1日（土）に、「中学生エネワングランプリに挑戦！」の一環として、中学生一同の製作した電気自動車に試乗するイベントが本校で開催されました。

　これはJST（科学技術振興機構）の科学技術ネットワーク事業の一環として設立された「みえサイエンスネットワーク」と本校電気電子工学科の呼びかけに三重県内10校の中学校から37人の中学生達が集まり、本校クリエーションセンターを拠点とし、8月4日に鈴鹿サーキットで開催される電気自動車（エコカー）によるレース『Ene-1 GP SUZUKA KV-40チャレンジ』に三重県内の中学生達がチームを結成し参加するイベントです。4月20日、21日、27日、28日、5月3日、4日の6日間をかけて製作しました。

　ボディの製作を最先端技術であるCFRP（炭素繊維強化プラスチック）を用いることにより金属加工や溶接が必要にならない工程で行い、中学生達が自らの手で夢の電気自動車を完成させました。

　試乗会では、中学生達がメカニック、安全管理、運営等の役割を担い、参加者全員が夢の電気自動車の試乗を楽しみました。初試乗した四日市塩浜中学校の坂倉輝希人さんは「車高が低いので、体感スピードはかなり早く感じた。」と語りました。

　試乗会の後、全員で自動車のカウルのデザインの検討を行い、自慢のデザインの発表会を行いました。更にサプライズとして、鈴鹿サーキットの施設見学と国際レーシングコース5.807kmでのバスクルーズも開催しました。これらのイベントを通し、子供達は鈴鹿サーキット国際レーシングコースでのレースに夢を膨らませていました。