2013年04月15日
4月3日(水)に、本校にて、JST(科学技術振興機構)の科学技術ネットワーク事業の一環として設立された「みえサイエンスネットワーク」の平成25年度運営委員会総会が開催されました。地域型の事業として、昨年度の課題のフォローアップと今年度の活動へのフィードバックを確認することが目的です。
この会議には、JST、三重県戦略企画部、同雇用経済部、鈴鹿市産業政策課、同教育委員会、志摩市、三重大学、鳥羽商船高専、モビリティランド(鈴鹿サーキット)、鈴鹿地区の企業による試作品づくりグループ「鈴鹿ブレインヴィレッジ」、本校から成る30名が参加しました。
JSTの石川知宏科学コミュニケーションセンター副調査役から「初年度から多数かつ多種多様の活動を行った点は評価できる。本年度は、他の地域での活動も参考にし、ネットワークデザインの検討を進めてほしい。」とのコメントを受け、電気電子工学科の大津孝佳教授より、平成25年度の活動としては、三重大学、鳥羽商船高専と連携し、三重県内の拠点に水平展開し、南勢でのサイエンスツアーの実施や、三重県から全国への発信を目指した「中学生エネワングランプリ」、「里海サイエンスキャンプ」等が予定されている事を説明しました。
最後に運営機関責任者の新田保次校長より、「本事業は本校の重要な事業と位置付けている。本日の議論を受け、ネットワークデザインの検討を進めるとともに、支援終了後のネットワークの継続方法についても検討して行く。」との言葉があり、同総会は締め括られました。