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3月16日に「成果報告フォーラム」を開催

2013年04月02日

 3月16日(土)に、JST(科学技術振興機構)の科学技術ネットワーク事業の一環として鈴鹿高専が運営する「みえサイエンスネットワーク」は、本校において、平成24年度の活動と平成25年度の取り組みの報告会と外部評価委員による評価委員会からなる「成果報告フォーラム」を開催しました。

 

 フォーラム開会式には、JST、三重県、鈴鹿市、鳥羽市、伊勢市、志摩市、三重大学、鳥羽商船高専、地域企業などから来賓50名、小中学生と父兄などを含め総勢200名が参加しました。運営機関責任者である本校の新田保次校長、三重県の山口和夫戦略企画部部長、鈴鹿市の宮崎守副市長、同校OBの下野幸助三重県会議員、モビリティランド(鈴鹿サーキット)テクニカルセンターの古畑博志所長の挨拶で開幕しました。

  開会式ではJAXA(宇宙航空研究開発機構)の毛利衛主幹開発員から「みえサイエンスフェスティバル」にビデオメッセージが送られたことの紹介を始め、二足歩行ロボットとのラジオ体操や、ラジコン飛行船なども紹介されました。報告会には約50名が参加し、本校電気電子工学の大津孝佳教授による「平成24年度の活動の紹介」として、自治体・企業・団体との45の連携の達成、15の科学技術イベントによる垂直立ち上げの報告、平成25年度の計画として、「中学生エネワングランプリ」、「里海サイエンスキャンプ」への取り組みなどが報告されました。

 

 また、名古屋大学産学官連携推進本部の藤吉隆雄特任助教による「あいちサイエンスコミュニケーションの事例紹介」、三重県中学技術家庭科研究事務局の渥美勇輝局長による「三重県におけるロボット製作学習と取り組み」、志摩市里海推進室の浜野由人課長補佐兼里海政策係長による「志摩里海学舎構想について」と題した活動紹介が行われ、活発に議論がなされました。

 最後に、関係者間で行われた外部評価委員会では、㈱三重ティーエルオーの円城寺英夫取締役社長、㈱百五経済研究所の中畑裕之地域調査部長、三重県中小企業診断協会の大竹美光会長、鈴鹿市立白子中学校の佐野公彦校長、シンフォニアテクノロジー㈱能力開発センターの廣明治主査より取り組みに向けた講評がなされました。

 

 三重県戦略企画部の山口和夫部長より「今回の報告会フォーラムもきめ細かいご配慮のもと、当初の目的を十分達成いただけたものと思っております。今後とも、子供たちが科学、技術への関心をもって将来の日本を支えていってくれるように育てていくため、ご尽力をいただきますようよろしくお願いいたします。」のお言葉を頂きました。尚、4月3日には本校にて平成25年度運営委員会総会が開催されます。

 

成果報告フォーラム1

 

成果報告フォーラム2

 

成果報告フォーラム3