3月12日に電子情報通信学会東海支部卒業研究発表会の最優秀卒業研究発表賞の受賞を報告

2013年03月15日

　3月12日（火）に、5年生の井頭卓也さん(電気電子工学科・辻研究室)が平成24年度電子情報通信学会東海支部卒業研究発表会で最優秀卒業研究発表賞を受賞したことを新田校長に報告しました。

　同発表会は、3月5日（火）に名古屋大学で開催され、ポスター発表部門には、名古屋大、岐阜大、三重大、静岡大、名古屋工大、豊橋技科大、名城大及び本校からの参加がありました。他の全ての発表者が大学4年生である中で、井頭さんは高専からの唯一の発表者として発表し、同発表会で高専生として初めて最優秀卒業研究発表賞を受賞するという快挙を成し遂げました。

　同発表会で井頭さんは、作製プロセスを大幅に簡略化した方法でSi（ケイ素）太陽電池を作製することで、学生用の実験教材として応用できることを示しました。またこの成果を基にして一般市民向けの公開講座を開講したことなどを発表しました。

　報告の中で井頭さんは、当日の発表会での様子を写真や発表時に展示した太陽電池を使うなどを新田校長に説明し「発表会で大学生の発表を見て良い刺激になりました。今回の受賞におごることなく、専攻科に進学した後は、専門知識はもちろん語学の修得にも積極的に取り組み、真摯な姿勢で研究に取り組んでいきたいと思います。」とこれからの抱負を語りました。

　なお、本校電気電子工学科・辻研究室に所属する学生にとって同発表会の発表賞は、昨年度に続いて2年連続の受賞となり、本校の教育研究活動のアクティビティーを改めて示すことが出来ました。