2012年08月08日
8月6日(月)から7日(火)にかけて、電気電子工学科は、本校の公開講座と、科学技術振興機構(JST)が主催するみえサイエンスネットワーク『地域産業が育てる未来の科学者』のプリイベントを連携して、ものづくり体験教室「電気の実験教室」を開催しました。
みえサイエンスネットワークは、三重県内の産業の特色を生かし、自治体と地域企業と高等教育機関(鈴鹿高専・三重大学・鳥羽商船高専)が連携し、地域産業への理解を深め、未来の地域を担う科学者・技術者を育成することを狙いとしています。
電気の実験教室には、この2日間で地域の中学生約50人が集まり、山田伊智子助教による電気の基礎の講義、電子回路の工作、(株)鈴鹿防災の久畑久一郎会長による防災と企業についての講義の後、自分達で出来ることを考えてもらうため、手作り風力発電による発電コンテストが行なわれました。また、高専学生が製作したシューティングゲームやプラズマボールなどの展示や実演、パワーアカデミーからの電気工学の小冊子や、鈴鹿ブレインヴィレッジの活動の紹介など、科学を学ぶ意味や未来へのロードマップを考える2日間となりました。
みえサイエンスネットワークの責任者である本校電気電子工学科の大津孝佳教授は「電気電子工学科の全教職員、TA学生、みえサイエンスネットワークのご協力により、参加された生徒の皆さんが、電気から科学を学ぶことの楽しさを感じて頂けたと思います。実験に取り組む真剣な眼差しがとでも印象的でした。これからもネットワーク事業を通じて、地域の小学生・中学生に様々な科学イベントを行って行きます。」と語った。
第二弾のイベントとして、8月31日(金)にはサマ―サイエンスツア―が開催される予定です。