2022年06月30日
6月20日(月)、21日(火)、27日(月)に材料工学科の黒田教授が鈴鹿高専テクノプラザ会員企業である小山鋼材株式会社の尾道熱処理センター、大阪熱処理センターと名古屋熱処理センターでたたら製鉄の出前講座を実施しました。
「たたら製鉄」とは、砂鉄を木炭と燃焼させることで還元し、鉄や鋼を生産する製鉄法です。参加者は順番に炉頂から砂鉄、貝殻粉(炭酸カルシウム)、木炭を約10分間隔で25回投入し、最後は木炭だけを燃焼させて鉧(けら)塊を取り出しました。昨年末から操業方法、必要設備を打合せし、今回の出前講座が実現しました。
鈴鹿高専テクノプラザは、企業の技術活性化に鈴鹿高専の人的・知的技術資源を活用し役立てることなどを目的として設立され、出前講座は「会員企業の技術向上に関する支援」の1つとして実施されています。
<リンク>
・鈴鹿高専テクノプラザ – 鈴鹿工業高等専門学校 – <https://www.suzuka-ct.ac.jp/facilities/techno-plaza/>
・材料工学科 – 鈴鹿工業高等専門学校 – <https://www.suzuka-ct.ac.jp/mse/mse-web/>