2018年01月10日
12月23日(土)に、大阪市で開催された「サイエンスキャッスル2017関西大会」において、本校生物応用化学科の内田航輔さん、田代のどかさん(以上第3学年)、徳永彩加さん、船越美里さん(以上第1学年)の発表が、優秀賞と審査員特別賞(東大三崎臨海実験所賞)を受賞しました。サイエンスキャッスルは「中高生の学会」として、高校3年生以下の生徒・学生が日頃の研究成果を発表する大会です。
干潟に生息するカニ類は、海水中でも淡水中でも生きられますが、海水と同じ濃度の3%食塩水中では短時間で死んでしまいます。本校の課題研究「カニグループ」はこの原因を2年前から調べてきました。そして今回、カニ類は3%食塩水を淡水だと「誤認識」するために死んでしまうことなどを突き止め、その成果を口頭発表しました。その結果、参加129校から12校が選ばれる優秀賞を受賞し、さらにその中から審査員特別賞を受賞しました。
1月9日(火)、本校校長室にて、本大会で発表した学生たちから新田校長へ受賞報告を行いました。新田校長は、学生からの熱心な研究内容の説明を聞き、今回の受賞を称えるとともに今後の研究にも大きく期待していました。
<リンク>
・サイエンスキャッスル2017関西大会 <https://s-castle.com/kansai2017/>
・生物応用化学科 <http://www.suzuka-ct.ac.jp/department/department_index/chem/>