「日本甲殻類学会第55回大会」高校生セッション　本校学生が最優秀賞受賞

2017年11月06日

　10月7日（土）、8日（日）に、千葉県柏市で開催された「日本甲殻類学会第55回大会」の高校生セッションにおいて、本校学生の発表が最優秀賞を受賞しました。

　日本甲殻類学会の研究発表会は、将来の甲殻類研究者を発掘し育むために開催され、学校での授業、あるいはサークル活動等による海洋、淡水、陸上などに生息する「甲殻類」に関する研究発表を行うものです。

　本校の課題研究「カニグループ」は、海水濃度の変化に対応できるといわれる、干潟に生息するカニ類について、塩化ナトリウムだけが溶けた水溶液中では、ほぼ海水と同濃度の溶液でも極めて短期間で死に至ることに着目しました。本研究グループは、その理由について調査し、カニ類のイオン調節について研究した結果を発表し、見事最優秀賞を受賞しました。

　11月2日（木）、本校校長室にて、本大会で発表した学生らから新田校長へ受賞報告を行いました。新田校長は、学生からの熱心な研究内容の説明を聞き、今回の受賞を称えるとともに今後の研究にも大きく期待していました。