(11N: 銀河鉄道イレブン・ナイン)
今は昔、松本零士なる人が書きたる「銀河鉄道999」なるものありける。 ……このタイトルは、”スリーナイン”と読んでいました。 決して、”くっ、くっ、くっ”などとは読んでいませんでした。
何故そんなことを、今、あなたは思ったことでしょう。 先ほど言った半導体が、この世で一番純粋、つまり純度が高いことにこれが関係してきます。 半導体の純度はスリーナインどころか、イレブンナインなのです。 但し、パーセントで表すときには、上から二桁目に小数点がつき、99.999999999%となります。 ”きゅうじゅうきゅうてん、きゅうきゅう………”と11回も言うことから解放されています。 イレブン・ナインを表すときには、11Nと書いたりもします。 この方が、一目で9が幾つ並ぶのか、有効桁数がわかり便利です。
さあ今回は、”銀河鉄道11N”に乗って、半導体の世界を駆けめぐる冒険へ出発進行!! (ポッ、ポーッ)