2024年5月30日(金)、イタリアの私立教育機関であるITSアントニオ・クッコヴィッロから、学生16名、教師4名、教育担当部長が鈴鹿工業高等専門学校を視察しました。ITSアントニオ・クッコヴィッロは、イタリア国内の企業、大学、地域関係当局と連携した参加型財団の組織モデルに基づいて設立・運営されている教育機関です。
視察は、藤本校長からの挨拶に始まり、Luigi Maria Galantucci教授と日下教授による両校の紹介が行われました。その後、平井教授、日下教授、黒田教授、真伏技術職員によるキャンパスツアーが実施されました。
キャンパスツアーでは、以下のエリアが紹介されました:
- 起業家工房:学生が起業家精神を育むための実践的な学習環境
- 機械工学科3年生の総合実習:実際の授業と教材を見学
- 創造活動実践教育エリア(ロボコン、エコカー):ロボットコンテストやエコカー開発の実践的な学習活動
- 材料分析室(高度分析機器):高度な分析機器を用いた材料科学の研究
イタリアの学生たちは、各エリアでの説明を興味深く聞き、積極的に質問を行いました。 この視察は、GEAR5.0マテリアルの取り組みの1つであるK-Team(AVEX株式会社)との連携により実現しました。