【鈴鹿高専】GEARマテリアルチームとトゥルク応用科学大学、3Dプリンティング分野における包括的な研究協力体制を構築

鈴鹿工業高等専門学校(三重県鈴鹿市 校長:竹茂 求 以下「鈴鹿高専」という。)のGEARマテリアルユニットリーダー兼松秀行特命教授らは、令和6年1月30日にフィンランドのTuruku応用科学大学を訪問し、3Dプリンティング分野における研究協力を依頼・議論を行い、その体制の構築について合意することができました。

概要と背景

令和5年の11月中旬に鈴鹿高専・函館高専の合同チームがTurku応用科学大学(以下、TUAS)を訪問した際に、3Dプリンティングを共通の研究トピックとすることを確認していました。今回の訪問では、3Dプリンティングに関する共同研究をどのように進めるかについて具体的な検討が行われました。TUASからは、化学・材料セクションのLiisa Lehtinen先生をはじめ、Juha Nurmio先生、Jani Pelkonen先生が参加、日本からはGEARマテリアルチームリーダーの兼松秀行特命教授、サブリーダーの尾形公一郎大分高専教授、そして栗田修GEARマテリアルKRAの3名が参加しました。最終的に、鈴鹿高専の兼松研究室の学生が3Dプリンティング技術を用いて起業化を準備していることから、TUAS側が技術的な観点からサポートする形で共同研究を開始することで合意に至りました。今回の訪問は、両機関の研究協力関係をさらに強化し、3Dプリンティング分野における新たな研究成果を生み出すための重要なステップとなりました。

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