共同研究推進センターは地域企業等と鈴鹿高専の連携による共同研究を円滑に行うための中核となる施設です。
地域に根ざした工業系の高等教育機関として、本校が所有する教育研究機能、知的資源、施設設備、これまで蓄積されてきた技術等をベースに、地域と密着した共同研究プロジェクトを流動的、機動的に推進し、地域の産業と社会に貢献することが当センターの使命です。
また、産学官連携を推し進めるべく、以下の取り組みを実施しております。
【鈴鹿高専テクノプラザ】
地域企業との協働を通して、企業が技術開発を推進するとともに、地域産業界・地域社会と鈴鹿高専が緊密な連携をとって、学の持つ人的・知的能力を社会に役立てさせていただくことが重要であり、県内の地域枠を越えた産学官の連携体制を構築することが必要であります。この連携により、ものづくり企業の発展に寄与するとともに、鈴鹿高専の教育研究の振興を図るために2012年に「鈴鹿高専テクノプラザ」を設立しました。
<関連ホームページ>https://www.suzuka-ct.ac.jp/facilities/techno-plaza/
【GEAR5.0マテリアル】(高専発!「Society5.0型未来技術人財」育成事業)
事業名:「K-CIRCUITが牽引する高度先端マテリアル社会実装研究・教育」
〜高専ネットワーク援用産学官協働研究チームを活用した新素材開発イノベータ育成プログラムの構築と全国展開〜
取組校:中核拠点校 鈴鹿高専(第3ブロック)
協力校 鶴岡高専(第1ブロック)、小山高専(第2ブロック)、呉高専(第4ブロック)、大分高専(第5ブロック)
本事業では、先端マテリアルテクノロジー分野の英知と設備とを噛み合わせた強靭な全国高専ネットワーク「K-Drive」を構築し、オープンイノベーションによる先端マテリアルの社会実装を実現します。この目的を達成するために、@KOSEN連携社会実装技術イノベーション・リサーチセンター「K-CIRCUIT」をK-Driveに設置し、K-CIRCUITでは産学官協働研究戦略を立て、K-Driveの人財と設備を共有する新スタイルの高専ネットワーク援用産学官協働研究チーム「K-Team」をK-Drive内に展開します。K-CIRCUITはさらに、A素材に関する4つの育成プログラム(セミナー、キャンプ、研究会、コンテスト)を実施することで、先端マテリアルの設計、分析、評価に関する知識と技術とを兼備した新素材開発イノベータ「K-Innovator」を教職員、学生、企業人財から育成します。多様な人財が集う育成プログラムは新たなマッチングの場を提供し、K-Team開設を促進するとともに素材イノベーションを誘発して社会実装を加速させ、オープンイノベーションノウハウを蓄積したK-Teamを全国高専に展開することで「社会実装ならば高専」という位置づけを確立し、サステイナブルな産学官連携スタイルを目指すものであります。
<関連ホームページ>https://www.suzuka-ct.ac.jp/gear-materials/
〒519-0294
三重県鈴鹿市白子町
鈴鹿高専 総務課 総務企画係
TEL 059-368-1717