フットサル(FUTSAL)のルール
【サッカーとフットサルの違い】
ここではサッカーとフットサルの大きく違うルールについて説明したいと思います!!
◆キックイン
相手側がボールをタッチラインの外に出した場合、
サッカーならスローインですが、 フットサルは出たところから、
自分側のキックインでプレーを再開します。
スローインと違い、体の向きにボールを投げなくてもいいので、
フェイントを使ったり、キックインからの戦術でゴールに
結びつけるチームも多いです。
キックインで気をつけるのは、ボールは必ず静止させるというのと、
前に出ても後ろに出てもタッチライン上にボールがかかっていないと
いけないこと、 完全に外れてしまうとファウルになります。
次に、蹴る軸足はタッチラインを踏み越えてはいけません。
軸足はラインの外側かラインを少しでも踏んでいさえいればOKです。
ラインを完全に踏み越えてしまうとファウルになります。
相手選手はキックイン地点から5m離れないといけません。
味方はOKです。
あと、キックインは4秒以内にボールを出さなければいけません。
◆ゴールクリアランス
敵がボールに触れて自陣のゴールラインを割ったら、
サッカーならゴールキックですが、
フットサルはゴールクリアランスで再開します。
やり方は、キーパーがペナルティエリアの任意の場所から手で投げます。
ペナルティエリア内の味方にパスするとやり直しになるので注意です。
直接ゴールもできません。
キーパーからのボールは、他の選手が触るまで再びキーパーが
触ることは出来ません。
キーパーはボールを保持して4秒以内にゴールクリアランスをしないと、
反則になります。
◆5mルール
キックイン、コーナーキックの際、相手チームの選手は
ボールから5m以上離れなければいけません。
近くに敵がいたら、審判に言って下げてもらいましょう。
◆4秒ルール
4秒ルールはフットサル特有のものです。
キックイン、FK(フリーキック)、CK(コーナーキック)、などのリスタートは、
選手が「ボールを手にしてから」4秒以内に行わないといけません。
※ボールを置いてから4秒以内ではない。
GKは自陣で4秒以上ボールを保持してはダメでゴールクリアランスを行います。
相手シュートのキャッチ後も同様です。
ペナルティエリアを飛び出して、GKが足でボールを保持する場合も
4秒ルールが適用されます。(相手陣ではこの限りではありません。)
◆GKへのバックパス
GKへのバックパスは注意が必要です。
ハーフラインを超えて敵陣にわたってからバックパス、
自陣でも敵に一度触れてからバックパス、
キックインやFKのリスタートからのバックパスは、OKです。
この場合、味方同士でパスを回した後でもOKです。
その場合、基本的に味方から意図的にバックパスを受ける場合、
サッカー同様GKは手でボールを扱えないことは覚えておきましょう。
ボールが敵陣へわたる前、味方しか触れていない場合は、
GKへ戻すと反則です。
とりあえず、ハーフウェイラインを超えればバックパスしても
大丈夫と認識しておきましょう。
◆接触ファール(チャージ・タックル他)
相手を押したり、抑えたり、引っ掛けたり、蹴ったり、は
サッカー同様ファウルです。
その中でもフットサルでサッカーと大きく異なるのは、
スライディングとショルダーチャージです。
フットサルではサッカーと違いボールを持っている人に対して、
後ろからでも前からでもスライディングタックルにいったらファウルになります。
人に対してではなく、ボールが飛ぶコースに対してのスライディングはOKです。敵に当たる危険性がない場所なら反則になりません。
ボディチャージも、基本的に相手の体に当たってはダメです。
審判の判断にもよりますが、体で強く当たりにいったら即ファールになる
と思っておきましょう。
オフェンスでも手のひらを敵に向けて腕を使うとファウルをとられやすいです。
女性でも安心して楽しめるよう体の接触から起こるファールを禁止しているのがフットサルの特徴です。
◆第2PK
前半・後半どちらかの間に、チーム全体でファウルを6回以上犯してしまうと、
ゴールから10m離れた地点での第2PKが相手に与えられます。
GKはPKと違いボールから5mの位置まで近づくことが可能です。
第2ペナルティマークよりも前で第2PKをもらうと、第2ペナルティマークから蹴るかファウルをもらった場所から蹴るかどうかの選択が出来ます。
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