3月16日(土)に、JST(科学技術振興機構)の科学技術ネットワーク事業の一環として設立された「みえサイエンスネットワーク」の運営機関である本校は「科学教室 Robots & Magic」を開催しました。 このイベントはJST科学技術コミュニケーション事業地域型の一環として、地域企業、地域自治体、高等教育機関が一体となって、地域の未来を担う科学技術人材を育成することを目的としています。 三重県内から小中学生約110名、父兄40名が参加しました。子供達と環境教育を取り組んでいるイオン鈴鹿チアーズクラブと連携し、科学教室は多いに賑わいました。また、みえサイエンスネットワークが同日開催した成果報告フォーラムに参加された来賓50名による、同教室へのイベント視察も行われました。 今回で15回目にあたる本教室は、生物応用化学科の下野晃准教授による「温度がかわると?」と題した化学マジックと、機械工学科白井達也准教授による「ロボットで科学しよう!」と題したロボット教室を開催しました。化学マジックを前に興味津々、どんどん目が大きく開いて行く様子が印象的だった。ロボット教室では、二足歩行ロボットの操縦を体験出来、参加者達からは未来のロボット博士の誕生を感じました。 また体育館において、平成24年度の高専ロボコン全国大会でベスト4に輝いたロボット「エンペラー」のデモンストレーションと、鈴鹿サーキットのモビリティーランドからEne-1 GPに使われるデモカーの展示が行われました。ロボットのデモでは、抽選で選ばれた子供達が「桜モードのエンペラー」を操縦するといったパフォーマンスも行われ、ゴールに全てのボールを入れる(パーフェクト)と会場は歓声に包まれました。デモカーも、子供達に囲まれ、実際に運転席に乗ってハンドルを握る姿は未来のF1レーサーのようでありました。 今年度は、乾電池40本で鈴鹿サーキットに挑戦する「中学生エネワングランプリ」や、「里海サイエンスキャンプ」などの企画が検討されており、これからの科学技術イベントも見逃せません。 |
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