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10月18・19日にプロコンで特別賞受賞

2014年10月24日

 今年の高専プロコン(プログラミングコンテスト)は第25回の記念大会として岩手県一関市で10月18日(土)、19日(日)に行われました。高専プロコンは与えられたルールに基づいて競う競技部門、与えられた課題に対してシステムを提案し実装する課題部門、特に課題設定のない自由部門の3部門があり、本校からは3部門に5チームをエントリーしました。予選審査の結果、3部門にそれぞれ1チーム、計3チームが予選を突破し、本戦へと進みました。課題部門と自由部門の本戦ではプレゼンテーション審査、デモンストレーション審査、マニュアル審査によって評価されます。

 自由部門では、電子情報工学科の4年生5人のチームが、学校などの講義室や会議室の予約管理と鍵の開閉をスマートフォンで行うシステム「postKey」を提案しました。postKeyは、スマートフォンアプリ、通常のサムターン鍵に簡単に取り付けスマートフォンから鍵の開閉をするためのpostKeyデバイス、部屋やデバイスの管理、部屋の予約の最適化、電子鍵の作成などを行うサーバからなるシステムです。

 課題部門の今年の課題は「防災•減災•復興支援」というものであり、電子情報工学科の4年生4人、3年生1人のチームが、援助物資の効率的な配送システム「Relief Supplies Relay」を提案しました。Relief Supplies Relayは避難所に設置し、被災者の方々の人数と性別をICカードによって集める、必要な物資を要求する集積所端末、支援者向けに被災地で必要な物資を表示し、QRコードつきの伝票を作成するWebサイト、複数の避難所の人数、必要な物資等を計算し、必要な場所へいくつ物資を送るかということを管理するクラウド上のサーバからなるシステムです。

 競技部門は、写真を縦横最大16×16に分割し、シャッフルした画像から、元の画像にピースの選択と交換によってなるべく少ない手順(時間)で復元するという問題に3年生3人のチームが取り組みました。

 競技部門は決勝進出し、課題部門、自由部門はそれぞれ特別賞(第3位)を受賞することができました。

 

プロコン1

 

プロコン2

 

プロコン3