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9月13日に日本動物学会で課題研究「知的財産教育」学生が5件発表

2014年10月10日

 9月13日(土)に、仙台市の東北大学川内キャンパスで開催された日本動物学会で、本校の課題研究「知的財産教育」の学生が5件の発表を行いました。これは、本校の知的財産分科会(委員長:大津孝佳教授)が実施している課題研究「知的財産教育」の一環として、問題発見・解決力向上を目的として活動を行い、この一年間のデータを纏めて大会に挑んだものです。未来の科学者を目指す全国の高校・高専から55件の発表とあって、多くの大学の先生、大学生、企業の方々から熱い視線が寄せられました。本校からは、新材料の農業等への応用、生物から学びロボットへの応用(バイオミメティクス)や教育への展開、標本の作製と命の大切さの教育など下記5チームが発表を行いました。(○は発表者)

①「発泡ガラスを用いた植物栽培に関する検討」○中野真紘、辻村杏奈、羽山廣、後藤菜水、游田瑞生、西塚大

②「バイオプラスチックの耐熱性向上に関する研究」○渡邉充哉、川崎禎明、懸野正崇、森陽一郎、浅川健一郎、伊藤遼、小川凌、西村大樹、稲垣美穂、政木確

③「3Dブロックを用いた軽量ヘビ型ロボットの開発」辻村杏奈、梅川響、高橋祐策、岡本尊、中西虹太、藤井駿吉、○坂倉広樹、江口祐大、伊藤麗央、土屋慶伍、勝田敦

④「幼稚園生と取組む3Dブロックを用いたダンゴムシの行動観察」○西村菜摘、落合晴香、浮田菜央、松浦あや子、山口成美、田堀朱音、大屋玲、那須結実

⑤「透明骨格標本に関する研究」田堀朱音、○岩崎由佳、笠井見友希

 発表を行った中野さん(材料工学科2年)は「鋭い指摘や質問が多く、自分では気付けないことをアドバイスしていただけて、とても良い経験になった。」、渡邊さん(材料工学科2年)は「この研究で生み出された技術の製品化や生産コストについてなど学校にいるだけでは考え付かないような意見も多く頂いた。」、坂倉さん(電気電子工学科4年)は、「動物に詳しい方々から多くの話を聞けることができ、今後どのような方向性で進めばいいかきっかけを得ることができた。」、西村さん(材料工学科2年)は「教育の観点で行った実験のまとめ、今後の展望については概ね高い評価をいただけた。自分たちの研究の課題や矛盾、問題点について整理することができた。」岩崎さん(生物応用化学科4年)は「企業の方からもいろいろな提案をして頂き、将来の目標に一歩近づけたように思えた。」と本発表を通じ一回り成長した姿を見せました。5チームは共に、表彰式で日本動物学会会長より「優秀賞」を受賞し、来年度への大きな励みとなり、新しい試みに向けた思案が湧きだしているのを感じました。

 

日本動物学会発表1

 

日本動物学会発表2

 

日本動物学会発表3

 

日本動物学会発表4

 

日本動物学会発表5

 

日本動物学会発表6

 

日本動物学会発表7

 

日本動物学会発表8

 

日本動物学会発表9