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2月19日に知財検定合格、学会発表、弁理士会誌など知的財産教育活動を報告

2013年03月12日

 2月19日(金)に、電気電子工学科5年大西育佳さん、生物応用化学2年岩崎由佳さん、笠井見友希さん、電気電子工学科の大津孝佳教授の4名は、新田校長を訪問し知的財産教育の3つの活動成果報告を行いました。

 

 大西育佳さんは、国家資格である知的財産管理技能検定3級に見事合格しました。知的財産管理とは知的財産の創造、保護、活用を目的として、自己または所属する企業・団体等のために業務を行う職種であり、リスクマネジメントに加え、創造段階における開発戦略、マーケティング等、また保護段階における戦略、手続管理等、活用段階におけるライセンス契約、侵害品排除等のマネジメントを行う職種であり、これらの能力および知識を測る試験として、2008年7月第1回の検定が実施され、大学、企業の受験者が多数おられます。本校では2年前より3級を1単位として掲げ、本年度に初めての合格者が誕生しました。

 

 岩崎さんと笠井さんは「知的財産教育の課題研究」として、夏休みに取り組んだ「透明骨格標本」を実験動物代替法学会のチャレンジコンテストに参加しました。これは、透明骨格標本を、生命の大切さを知り、一方でその利用として科学教育への応用に活かしたものであり、今後の展開が期待されるとして学会より記念品が贈られました。

 

 大津孝佳教授は日本弁理士会の機関誌「PATENT」でのパテントコンテストと知財教育の特集の中で、「鈴鹿高専に於ける知的財産教育活動」の執筆依頼を受け、本校での知的財産活動の取り組みが全国の高校・高専・大学の中から選ばれたことを報告しました。これらの報告を受けて新田校長は「知財検定の初めての合格者であり非常に喜ばしく思います。今後多くの合格者がでること、更に上を目指すことを願います。実際に標本を作り、課題を見つけ、研究の計画もあり、今後が楽しみです。そして、鈴鹿高専の知的財産教育活動がいろいろな面への展開が始まり、成果が出ていることに嬉しく感じます。今後も頑張ってください。」と激励しました。

 

知的教育活動報告1

 

知的教育活動報告2

 

知的教育活動報告3