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本校学生がパテントコンテストから特許権取得を報告

2013年01月11日

 12月19日(水)に、本校機械工学科の阪彩乃さんは、本校知的財産委員会の垰教授、大津教授、打田講師とともに、新田校長を訪れ、平成23年度パテントコンテスト(主催:文部科学省、特許庁、日本弁理士会、(独)工業所有権情報・研修館)の高専部門で特許出願支援対象者に選ばれた発明「リップクリーム」が特許登録されたことを報告しました。

 

 このコンテストは、全国の高等学校、高等専門学校及び大学生等の知的財産マインドを育てるとともに、知的財産権制度の理解を促進することを目的として開催され、自ら考え出した発明・創作について応募し、優秀なものを表彰し、実際に特許庁に特許出願・意匠出願することで、特許権・意匠権の取得までの手続を実体験できるというものです。また出願の際には、知的財産権制度の専門家である弁理士のアドバイスを無料で受けることができるとともに、出願等に必要な経費の全額を支援してもらえます。

 

 阪さんは「リップクリーム」が鞄の中などで回ってしまうことに疑問を持ち、独自のアイデアを持って、平成23年度の校内パテントコンテストに応募し、優秀賞に輝きました。更に改善を加え、全国パテントコンテストに臨み、見事に特許出願支援対象者に選ばれました。特許登録証を手にして「非常に嬉しいです。アイデアを権利化するまでに、明細書の書き方など、先生や弁理士の方々にご指導を頂き、大変良い経験になりました」と語りました。尚、これで本校での学生の特許取得者は3人目となります。今後より一層の活躍が期待されます。

 

学生特許取得報告