鈴鹿高専は,技術者養成に関する地域の中核的教育機関として我が国の産業の発展を支え,グローバルに国際的に活躍する人づくりと,新しい価値の創造により広く地域と社会の発展に貢献することを使命としています。
人づくりに関する使命を達成するため,建学の精神を踏まえ,
を身につけ,地域と社会の持続的発展に貢献し,世界に通用する創造力豊かなエンジニアの育成を目標としています。
■選抜方針
本校の入学試験ではアドミッション・ポリシーにふさわしい人材を選抜するため、推薦および学力選抜による入学試験を実施します。推薦選抜では、中学における学習内容の理解度および3年間の学習への取り組み姿勢を見るために、3年間の9教科の5段階評価を総合的に判断します。また、面接により、科学および数学や理科への興味、中学における諸活動を通じた他人への思いやりや協調性を判断します。学力選抜では、数学、理科、英語、国語、社会の主要5教科の試験で中学における学習内容の理解度を評価しますが、特に数学、理科、英語に傾斜配点を加え、工学分野の学習に必要な基礎能力に優れた人を選抜します。また、9教科の5段階評価および中学での行動の記録を選抜の評価に反映させ、学習への取り組み姿勢や人物を総合的に判断します。 |
■選抜方針
本校の編入学試験では、工学を学ぶ上での基礎となる数学および英語の筆記試験を必須とし、化学と物理の分野の知識を問う理科または各学科の専門基礎科目のいずれかを選択した筆記試験により工学を学ぶための基礎学力を評価します。また、面接試験により、科学に関する興味、学習などへの意欲や取り組み姿勢、論理的な思考能力、コミュニケーション能力や人間性を総合的に判断します。 |
■選抜方針
留学生の入学については、日本学生支援機構で実施される日本留学試験(理科(物理・化学・生物)・数学)および日本語能力試験(読解・聴読解・記述)の結果と、面接試験で評価されるコミュニケーション能力や学習意欲の評価結果から推薦を受けた留学生について、科学技術への興味、工学を学ぶ上での基礎知識、何事にも積極的に挑戦する意欲と継続的な自己学習能力、論理的な思考能力を有し、日本語や日本文化に興味と関心を持つ学生であるとして入学を受け入れます。 |
■選抜方針
本校専攻科では,科学技術の分野でクロ-バルに活躍できる実践的技術者の育成を目的とし,専攻科修了時にこの目的を達成できる高い可能性をもつ学生の選抜を基本とします。 このため,学校長等の推薦による選抜及び社会人特別選抜においては,科学技術の発展や国際社会への貢献に向けて継続的に学習しようとする意欲,論理的思考能力などの適性,専門分野に関する基礎知識などを面接試験により評価し,推薦書(社会人特別選抜の場合は業績調書)及び調査書の内容と併せて総合評価します。 学力選抜においては,グローバルに活躍できる実践的技術者となるために必要な基礎的知識をTOEIC(Test of English for International Communication:TOEIC IPを含む)またはTOEFL(Test of English as a Foreign Language) iBTのスコアと数学の筆記試験により評価し,調査書の内容による意欲,適性,人物及び専門基礎知識の評価と併せて総合評価します。 |
機械工学科では,鈴鹿高専の教育目標のもと,以下の知識および能力を身につけ,所定の単位を修得した学生に対して卒業を認定します。
電気電子工学科では,鈴鹿高専の教育目標のもと,以下の知識および能力を身につけ,所定の単位を修得した学生に対して卒業を認定します。
電子情報工学科では,鈴鹿高専の教育目標のもと,以下の知識および能力を身につけ,所定の単位を修得した学生に対して卒業を認定します。
生物応用化学科では,鈴鹿高専の教育目標のもと,以下の知識および能力を身につけ,所定の単位を修得した学生に対して卒業を認定します。
材料工学科では,鈴鹿高専の教育目標のもと,以下の知識および能力を身につけ,所定の単位を修得した学生に対して卒業を認定します。
総合イノベーション工学専攻では,専攻科の教育方針および総合イノベーション工学専攻の教育目標のもと,所定の単位を修得し,以下の知識および能力を身につけた学生に対して修了を認定します。
機械工学科では,ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を育成するために,早い段階から専門教育を学修する以下のカリキュラム・ポリシーを定め,教育課程系統図に示しています。
機械工学を理解する幅広い知識を養うために,5年一貫の教養教育および実践的工学教育を様々な教科からなるカリキュラムによって効果的に行い,創造性豊かな技術者として将来活躍するための知識と技術,課題探求・問題解決能力などの総合的判断力,コミュニケーション能力や国際性,技術者としての倫理観を身につけた人材の育成を行います。
一般科目として人文社会(国語,歴史,地理,政治・経済),英語,数学,自然科学(物理,化学,地球生命科学),情報処理の基礎教育を行います。また機械の設計や開発を行う技術者となるために必要な基盤となる材料系(材料力学,材料学),熱・流体系(熱力学,水力学),運動・制御系(機械力学,制御工学)といった機械工学の専門知識を身につけるカリキュラムを構築しています。特にものづくりのための,設計・製図(機械設計製図,機械設計法),加工(機械工作実習,機械工作法)の知識と技術を活用する課題解決型科目(総合実習,創造工学)を体系的に配置することで,次世代を担う技術者に必要な能力を身につけられるようにします。
電気電子工学科では,ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を育成するために,早い段階から専門教育を学修する以下のカリキュラム・ポリシーを定め,教育課程系統図に示しています。
電気電子工学を理解する幅広い知識を養うために,5年一貫の教養教育および実践的工学教育を様々な教科からなるカリキュラムによって効果的に行い,創造性豊かな技術者として将来活躍するための知識と技術,課題探求・問題解決能力などの総合的判断力,コミュニケーション能力や国際性,技術者としての倫理観を身につけた人材の育成を行います。
一般科目として人文社会(国語,歴史,地理,政治・経済),英語,数学,自然科学(物理,化学,地球生命科学),情報処理の基礎教育を行っています。
また,電気電子工学分野の技術者となるために必要な電気磁気学,回路系(電気回路,電子回路),エネルギー・機器系(電気機器,電力システム),物性・デバイス系(電子物性基礎,半導体工学),計測・制御・情報系(電気電子計測・電子制御基礎),設計・製図(電気電子製図)などの専門知識が習得できるようにカリキュラムを構築しています。そして,電気電子工学分野を主とした幅広い知識と技術を活用する課題解決型科目(創造工学,卒業研究)を体系的に配置することで,次世代を担う技術者に必要な能力を身につけられるようにします。
電子情報工学科では,ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を育成するために,早い段階から専門教育を学修する以下のカリキュラム・ポリシーを定め,教育課程系統図に示しています。
電子情報工学を理解する幅広い知識を養うために,5年一貫の教養教育および実践的工学教育を様々な教科からなるカリキュラムによって効果的に行い,創造性豊かな技術者として将来活躍するための知識と技術,課題探求・問題解決能力などの総合的判断力,コミュニケーション能力や国際性,技術者としての倫理観を身につけた人材の育成を行います。
一般科目として人文社会(国語,歴史,地理,政治・経済),英語,数学,自然科学(物理,化学,地球生命科学),情報処理の基礎教育を行います。またハードウェアやソフトウェアの設計開発を行う技術者となるために必要な基盤となる電気電子系,情報通信系といった電子情報工学の専門知識を身につけるカリキュラムを構築しています。特にものづくりのための,ハードウェア,ソフトウェア及び両者の融合技術を活用する実験科目,課題解決型科目を体系的に配置することで,次世代を担う技術者に必要な能力を身につけられるようにします。
生物応用化学科では,ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を育成するために,早い段階から専門教育を学修する以下のカリキュラム・ポリシーを定め,教育課程系統図に示しています。
応用化学・生物工学を理解する幅広い知識を養うために,5年一貫の教養教育および実践的工学教育を様々な教科からなるカリキュラムによって効果的に行い,創造性豊かな技術者として将来活躍するための知識と技術,課題探求・問題解決能力などの総合的判断力,コミュニケーション能力や国際性,技術者としての倫理観を身につけた人材の育成を行います。
一般科目群(基本科目)として,人文社会(国語,歴史,地理,倫理・社会,政治・経済),英語,数学,自然科学(物理,化学,地球生命科学),情報技術(情報処理),技術者倫理(技術者倫理入門)による教養教育を行います。また,化学に関する基礎専門科目として,無機化学系(無機化学),有機化学系(有機化学,高分子化学),分析化学系(分析化学,機器分析化学,環境分析化学),生物化学系(生物化学,基礎細胞生物学,微生物学),物理化学系(物理化学,界面化学),および実験・実習(生物応用化学実験,情報処理応用)などの専門科目群(基本科目)を用意しています。さらに,応用化学・生物工学に関する共通・コース別専門科目として,工業化学系(精密合成化学,無機化学,有機工業化学,無機工業化学,電気化学,機能材料工学),化学工学系(化学工学,反応工学,生物化学工学),設計・システム系(化学設計製図),環境工学系(環境工学),細胞工学系(細胞工学,タンパク質化学),遺伝子工学系(分子生物学,遺伝子工学),生体材料工学系(生体材料工学),実験・実習(応用化学・生物化学コース別実験),課題解決型科目(創造工学,卒業研究)などの高い専門知識・技術を身につける専門科目群(基本科目)を体系的に配置することで,素材・生産・環境を総合的に捉えられる創造性豊かな実践技術者に必要な能力を身につけられるようにします。
材料工学科では,ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を育成するために,早い段階から専門教育を学修する以下のカリキュラム・ポリシーを定め,教育課程系統図に示しています。
材料工学を理解する幅広い知識を養うために,5年一貫の教養教育および実践的工学教育を様々な教科からなるカリキュラムによって効果的に行い,創造性豊かな技術者として将来活躍するための知識と技術,課題探求・問題解決能力などの総合的判断力,コミュニケーション能力や国際性,技術者としての倫理観を身につけた人材の育成を行います。
一般科目として人文社会(国語,政治・経済),英語,数学,自然科学(物理,化学),情報処理の基礎教育を行っています。
材料の設計や開発を行う技術者となるために必要な基盤となる金属材料系(金属材料学,鉄鋼材料学),無機材料系(無機化学,分析化学),有機材料系(有機化学,高分子化学),材料物性系(材料組織学,結晶解析学),物理化学系(物理化学,量子力学)といった材料工学の専門知識を身につけるカリキュラムを構築しています。また,分析・評価系(材料評価学,材料力学)およびものづくりのための設計・製図,加工系(設計製図,機械工作法),ならびに習得した知識と技術を活用する課題解決型科目(ものづくり実習,創造工学,卒業研究)を体系的に配置することで,次世代を担う技術者に必要な能力,倫理観と公正な態度を身につけられるようにします。
総合イノベーション工学専攻では,ディプロマ・ポリシーに掲げた能力を育成するために,以下の方針でカリキュラムを構成し,教育課程系統図に示しています。