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鈴鹿工業高等専門学校 - 創造力豊かな国際社会に通用するエンジニアを育成 > 校長挨拶

校長挨拶

 

地域に根差し、世界に羽ばたく、クリエイティブな鈴鹿高専
地域から信頼される高専を目指して

鈴鹿高専は1962年に国立高専の一期校として発足し55年目を迎え、次なる50年に向け進化する高専として、教職員一丸となって再出発しています。私は節目の50周年記念式典の年に校長に就任し、早5年目を迎えました。今年度においては、大企業の求人活動の開始が8月から6月にと再変更があり、就職戦線がどうなることかと心配でしたが、順調に推移し、10月には希望者の100%が内定しました。進学においても、専攻科入学、大学編入学、大学院進学において、ほぼ100%が進路を決定しています。進学率は、昨年より下がりましたが、約40%です。

今春以降の学生の活動では、各種体育大会や文化行事、学会、そしてロボット、プログラミング、デザイン、小水力発電などの各種コンテストやエコカーレースなどがあり、優秀な成績を修めました。ロボコンでは東海・北陸地区大会において賞を頂きましたが、全国大会への出場は逃しました。プログラミングコンテストでは、全国大会への出場を果たしました。体育系においても全国高専体育大会で、陸上競技では男子が個人優勝を数多く勝ち取り、優秀な成績を修めました。このように文武両道を掲げる本校の学生諸君が教職員の支援のもと立派に力を発揮していることを校長として誇りに思っています。

地域に向けての発信では、ものづくり体験教室にオープンカレッジ、県下の中学生を対象にした鈴鹿高専杯争奪柔剣道大会や英語暗誦&スピーチコンテスト、高専祭などと多彩な催しを実施し、中学生をはじめとした地域の人々に喜んでいただくとともに、これらのイベントへの参加を通じて本校への理解を深め、入学された学生も少なくない状況です。

国際交流も活発に行っており、今年も本校の学生が、米国・オハイオ州立大学やカナダ・ジョージアンカレッジに研修に行き、中国・信息職業技術学院の学生は来校されました。さらに、ドイツ・ハノーバー大学にも11月に研修に行く予定です。また、先だっては2年生全員がシンガポールへの研修旅行を終え、無事帰国したところです。

教育では、高専機構が文部科学省の協力を得て行う、ロボット人材育成事業の拠点校として2年目を迎え、他高専の協力を得つつ、実践的で効果的な教育プログラムづくりに邁進しています。さらに、今年度は、情報セキュリティ人材育成事業の実践校にも指名され、時代の先端を行く「ロボット」と「情報セキュリティ」の技術の開発とそれを担う人材育成という使命も背負ってがんばっています。

研究面では、企業との協働を活発にすすめるため、鈴鹿高専テクノプラザを開設し4年目を迎えています。会員企業の支援のもとに今年も高専祭での優秀な学科展示に対して表彰を行うとともに、企業との共同研究推進のため教員に奨学金の提供も行っていただいています。SUZUKA産学官交流会での活動においては、今年はロボットテクノロジーに機械、水素を加えた研究交流サロンを本校が主催し、多くの学外の人に来ていただき最新技術を学んでいただくとともに交流を深めています。

最後に、今までのご支援に深く感謝申し上げるとともに、全国国立51高専のトップランナーとして頑張る所存ですので、引き続きご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします。また、次代を担う中学生の皆さんには、鈴鹿高専は皆さんの夢を膨らませ育てるところですので、奮って多くの方の受験をお願いしたいと思います。

2016年10月 鈴鹿工業高等専門学校長 工学博士 新田 保次