Home > Report > WinterScienceTour2012
ウインターサイエンスツアー2012
が開催されました。                                          2012年12月25日







 

  このイベントは、科学技術振興機構(JST)の科学技術コミュ二ケーション事業地域型の一環として地域企業と自治体と高等教育機関が連携して、地域を育てる未来の科学者・技術者の育成を目的として開催したものです。今回で3回目のサイエンスツアーとなり、鈴鹿市を始め三重県内から60名の小中学生と保護者がツアーに参加しました。

 今回のテーマは「化学とエネルギー」。出発前に教養教育科の山崎賢二准教授による化学の予習を行い、バスの中で同校学生(サイエンスリーダー)によるサイエンスクイズで予備知識を蓄えた後、旭化成株式会社で、同社製の「サランラップ」が出来るまでの工場見学を実施しました。

 午後は鈴鹿高専にて、創造的プロジェクト活動(ロボコン、エコカー、プロコン、小水力発電)を紹介し、JA鈴鹿(鈴鹿農業協同組合)の川手洋正氏による「農業と科学のお話」、同校生物応用化学科の平井信充講師による「サランラップのバリアー性を実感しよう」「サランラップと炎色反応」、同電気電子工学科の大津孝佳教授による「サランラップに溜まった電気でLEDは付くか」「太陽光で充電して光るエコライトを作ろう」といった講演や実験が催されました。

  また鈴鹿市内のラジオ局「Suzuka Voice FM」による生中継も行われ、更に夕方には「エネルギーを考えナイト」と題したクリスマスイルミネーションが行われるなど、「化学とエネルギー」のテーマに沿って、科学一杯の一日となりました。
 参加者は「サランラップの作り方や特徴が良く分かりました」「このようなイベントは他にないので、是非次回も参加したいです」と目を輝かせていました。

     9:00    鈴鹿高専集合
           開会式
   
  9:15-10:00 サイエンス号(大型バス)で(株)旭化成へ移動
           ・サイエンスクイズ第1回戦
     10:00-11:30 工場見学 (株)旭化成
             「サランラップ」は、1960年の発売以降、「水分を通しにくい」「におい移りしにくい」「密着性がよい」などの性能が高く評価さ        
               れ、家庭用食品包装用ラップフィルムとして国内トップシェアです。その科学を探検してみましょう。

      11:30-12:30サイエンス号(大型バス)で鈴鹿高専へ移動
            ・サイエンスクイズ第2回戦
     12:30-13:30 昼食(お弁当を持参下さい。近くにアピタもあります。)
     13:30-14:30 高専ロボコン・エコカー・プロコン・小水力発電のプロジェクト活動の紹
     14:40-16:10 科学・ 技術教室
           ・サランラップのバリアー性を実感しよう
             ・太陽光で充電して光るエコライトを作ろう(ペットボトル500mlを御自参下さい) など
     16:10-16:40 閉会式(修了証書授与式)
     16:40-19:00 エネルギーを考えナイト
            ・クリスマスイリュミネーション in 鈴鹿高専
            ・LEDキャンドルde探検
            ・光るファンタジックテーブル
            ・反射神経鍛え体験機&ルーミング
            ・人力発電に挑戦 など

戻る

 

All Content Copyright ⓒ 2012 Mie Science Network