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みえサイエンスフェスティバルが開催されました。                                              2012年12月8日








   

 

  「みえサイエンスフェスティバル」が鈴鹿市文化会館で開催されました。これは科学技術振興機構(JST)の科学技術ネットワーク事業の一環として、鈴鹿高専が運営する「みえサイエンスネットワーク」が行うもので、本年度は鈴鹿市制70周年の記念事業である「鈴鹿市ものづくり産業展」と共同で開催されました。各種イベントを通じて、科学技術に関心をもってもらい、地域を担う未来人材の育成を狙いとしています。

 開会挨拶では、新田校長が未来型の電動一輪車U3-X(本田技研工業製)で登場しました。更に、組立て型電動2輪スクーターSelfi (FIT社製)も登場し、会場を沸かせました。

 続いて、JAXA宇宙飛行士の毛利衛さんからメッセージDVDが届くというサプライズ。毛利さんは1992年にスペースシャトルで宇宙へ飛び様々な実験をされました。その年から20周年記念の今年に、みえサイエンスフェスティバル開催に際し、子供達に向けてJAXA(筑波市)にある国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」の地上訓練施設で「宇宙から深海まで、いろいろな不思議を見つけてほしい。」と約5分間のメッセージが語られました。

 サイエンス講演では、@ちきゅうが掘る地球のナゾ 坂本竜彦(三重大)、A世界に誇れる自動販売機の技術 井上正喜(富士電機)、B世界初!ラジコン大型飛行船の開発 結城彰弘(ユーキ模型)、C宇宙開発とものづくり技術 門手正昭(シンフォニアテクノロジー)など、4人の三重県の科学者や技術者の興味深い講演が行われました。

 わくわくサイエンス広場では、@中学生科学作品展、A鈴鹿高専の楽しく遊んで科学を学ぶ!おもしろ科学祭、B三重大学のテレビリモコンのふ・し・ぎ、C鳥羽商船高専 おもしろ理科実験が行われ、参加者達は創造工学の作品や科学教材教室に熱心に取り組んでいました。

 また、ロボコン東海北陸地区大会で優勝・全国大会でベスト4の鈴鹿高専「Emperor」(エンペラー)と東海北陸地区大会で準優勝の鳥羽商船高専「たこの八ちゃん」のデモンストレーションは大人気でした。

 深海から宇宙まで、ものづくり産業と科学技術教育の多くのイベントを通して、未来の地域を担う子供達を、地域産業と自治体と教育機関が一体となって育てている姿が映し出されました。

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