学科・専攻科
鈴鹿工業高等専門学校 - 創造力豊かな国際社会に通用するエンジニアを育成 > 総合イノベーション工学専攻

総合イノベーション工学専攻

専攻科概要

産業の融合・複合化により境界領域的な新分野に対し、各専門分野で培った高度な技術を発展させるとともに、次世代の新技術を創成できる広い視野と幅広い知識を有した創造的実践的技術者を育成するため、平成29年度、鈴鹿高専の専攻科は、2専攻(電子機械工学専攻、応用物質工学専攻)から1専攻(総合イノベーション工学専攻)3コース(環境・資源コース、エネルギー・機能創成コース、ロボットテクノロジーコース)へと高度化改組されました。専攻や専門分野の枠組みにとらわれない幅広い能力を有し確かな技術力を兼ね備えた人材を育成します。

また、グローバルエンジニア(GE)プログラムを設置し、国際的に通用する高度な技術を持ち、リーダーシップを兼ね備えた人材を育成します。

コース

専攻科入学時に所属コース(主コース)を決定します。所定の要件を満たすことで主コース修了及び専攻科修了を認められます。さらに、所属コース以外のコース(副コース)を選択することができ、所定の要件を満たすことで副コース修了を認められます。

環境・資源コース

21世紀型社会の構築に向けて、経済発展、資源・エネルギーの確保、環境の保全というトリレンマの解決が必須となっています。環境・資源コースでは、地球温暖化や酸性雨に代表される環境問題、自然環境破壊抑制のための環境保全、バイオマス・鉱物・水・生物・海洋等各種天然資源の有効利用、環境調和型資源リサイクリングによる循環型社会の構築等を行うために、機械、電気・電子、情報・通信、生物、化学、材料等の幅広い分野の中から複数の分野を融合・複合させた分野横断的教育プログラムで達成される能力を身につけた創造的実践的技術者を養成します。

エネルギー・機能創成コース

持続的に発展できる社会を構築するためには、特に近未来の水素エネルギー社会を見据えた水素に注目し、高純度水素を生み出す新機能材料の開発は必要不可欠となっています。エネルギー・機能創成コースでは、水素エネルギーを含む次世代の新エネルギー開発、その安定供給、輸送や利用における効率化や関連機能材料等に関わる技術開発を行うために、機械、電気・電子、情報・通信、生物、化学、材料等の幅広い分野の中から複数の分野を融合・複合させた分野横断的教育プログラムで達成される能力を身につけた創造的実践的技術者を養成します。

ロボットテクノロジーコース

重労働や危険作業からの解放に加え、サービス業や家庭でのコミュニケーションに、ロボット利用が期待されています。ロボットテクノロジーコースでは、自身の専門分野を軸としてロボットを構成する技術を高度化し、イノベーションの創出や革新的な応用技術を社会に還元するために、機械、電気・電子、情報・通信、生物、化学、材料等の幅広い分野の中から複数の分野を融合・複合させた分野横断的教育プログラムで達成される能力を身につけた創造的実践的技術者を養成します。

グローバルエンジニア(GE)プログラム

今後益々深度化するグローバル化、ボーダレス社会において国際的に通用する高度な技術を持ち、リーダーシップを兼ね備えた人材を養成します。学科第1学年から専攻科2年次までの7年間でグローバルエンジニアとして求められている英語力、交渉力、企画力、実行力、経営力、マネジメント力についても学びます。さらに、専門分野の異なる学生が共に課題に取り組むことにより順応力および強靱さ、優れた人間力を涵養します。

学科での要件に加え、以下の要件を満たすことでグローバルエンジニアプログラム修了を認められます。

  • 本専攻科を修了していること
  • 次の科目を修得していること
    • 上級英会話 (1年次)
    • グローバル・リーダー論 (1年次)
      ・交渉力、企画力、実行力、指導力、マネジメント力
    • 国際関係論 (2年次)
      ・世界各国の文化、政治、経済、習慣、国際法
    • 国際インターンシップ (1年次または2年次)
      ・長期留学、海外就労体験
  • TOEICスコア650以上であること

学位(学士)の取得

学科第4学年から専攻科2年次の所定の要件を満たし、学位授与審査に合格することで、学位(学士)が授与されます。本校の学科からの入学者については、以下の区分で申請します。

出身学科 機械工学科 電気電子工学科 電子情報工学科 生物応用化学科 材料工学科
専攻の区分 機械工学 電気電子工学 応用化学 材料工学

世界水準を保証する技術者教育プログラムの推進

「複合型生産システム工学」教育プログラムは、学科4・5年および専攻科1・2年の4年間で学習する工学(複合融合・新領域)関連分野の技術者教育プログラムです。

高専教育の特長である早期7年一貫教育により、主となる専門分野(機械、電気・電子・情報、化学・生物、材料)の知識に加えて、中京地区の伝統的特徴、「素材から工業製品に至るものづくり」に必要な生産システムに関する工学基礎知識、豊富な実験技術および新たな価値を創り出すことができる力を身につけた国際的に活躍できる実践的技術者の育成を目指します。

このプログラムは、平成16年5月に日本技術者教育認定機構(JABEE)から正式認定を受け、社会が求める技術の水準と質を十分満たしているとの評価を受けました。

進路情報

就職

平成28年度には専攻科学生に対して536社から求人がありました。大卒と同等条件でありながら、ほとんどの学生は学校推薦により大卒より有利に就職活動を進めることができます。

過去5年間の就職先
CKD 大阪ガス 中菱エンジニアリング 日立製作所 インフラシステム社
FIXER 川崎重工業 デンソーテクノ 日立製作所 電力システム社
JSR 川重岐阜エンジニアリング 東ソー 日立オートモティブシステムズ
NECネッツエスアイ・エンジニアリング きちり 東芝産業機器システム 三重金属工業
NTN ギルドデザイン 東和薬品 三菱重工
名古屋航空宇宙システム製作所
NTTフィールドテクノ コムデック トピア 三菱電機エンジニアリング
UL Japan コロプラ トヨタコミュニケーションシステム 三菱電機ビルテクノサービス
アイシン・コムクルーズ 昭和四日市石油 トヨタテクニカルディベロップメント ミヤケ
アイシン精機 住友電装 日東電工 豊橋 ミルボン
アイフォーコム セイコーエプソン 日本車輌製造 美和ロック
旭化成 ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ 日本精工 ヤマザキマザック

進学

全国の大学院に進学することができます。学校推薦による選考を行う大学院もあります。

過去5年間の進学先
大阪大学大学院基礎工学研究科機能創成専攻 名古屋工業大学大学院工学研究科機能工学専攻
大阪大学大学院ビジネスエンジニアリング専攻 名古屋工業大学大学院工学研究科電気・機械工学専攻
大阪大学大学院工学研究科電気電子情報専攻 名古屋大学大学院工学研究科エネルギー理工学専攻
金沢大学大学院自然科学研究科機械科学専攻 名古屋大学大学院工学研究科機械情報システム分野
九州工業大学大学院生命体工学研究科生命機能応用工学専攻 名古屋大学大学院工学研究科機械理工学専攻
九州大学大学院システム情報科学府電気電子工学専攻 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
慶應義塾大学大学院理工学研究科総合デザイン工学専攻 奈良先端科学技術大学院大学物質創成工学専攻
情報科学芸術大学大学院メディア表現研究科 北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科先端科学技術専攻
千葉大学大学院 三重大学大学院工学研究科情報工学専攻
筑波大学大学院システム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻 山口大学大学院技術経営研究科技術経営専攻
東京工業大学工学院電気電子系 早稲田大学大学院情報生産システム研究科生産システム分野
東京工業大学大学院総合理工学研究科創造エネルギー専攻
東京工業大学大学院理工学研究科原子核工学専攻
東京工業大学大学院理工学研究科原子核工学専攻